【結論】ペット保険は不要?途中でやめた理由や不要な人の特徴を解説!
「ペットをお迎えしたときにペット保険を勧められたけど必要なのかわからない…」
「ネットで調べたらペット保険はいらないって話もあるし、保険料もかかるから、いらないんじゃないかな?」
今回はそんな悩みを持つ人に向けてペット保険は不要なのかについて解説します。
具体的には、
- ・【結論】保険料がもったいない?犬や猫を飼うときにペット保険は不要なのか
- ・ペット保険が不要な人の特徴を解説!
- ・途中でやめた理由は何?ペット保険に加入した人が解約する3つの理由
などを解説します。
犬や猫等のペットは人間とは異なり、公的な健康保険がないので治療費用が発生すると全額自己負担となります。
飼い主様の中には通院や手術による急な出費への不安を感じる人もいるかと思います。
そんなときに様々なタイプの補償が用意されているペット保険は1つの選択肢になるでしょう。
しかし、Web上では「ペット保険はいらない」という内容が書かれていることもあります。
では、ペット保険は本当に不要なのか?
この疑問についてペット保険が不要な人の特徴等を含めてプロの目線から解説していきます。
後悔のない選択をするために最後までチェックしてみてください。
目次
- 1.【結論】保険料がもったいない?犬や猫を飼うときにペット保険は不要なのか
- 2.ペット保険が不要な人の特徴を解説!
- 3.途中でやめた理由は何?ペット保険に加入した人が解約する3つの理由
- 4.何が補償される?ペット保険とはどんな保険なのか?
- 5.実際の保険金支払い事例を基に、自己負担がどのくらい減るのか解説!
- 6.ペットの保険は必要なのか?ペット保険の必要性を解説!
- 7.こんな人には必要!ペット保険の必要性が高い人の特徴とは?
- 8.犬や猫にペット保険は不要?ペット保険に入らない3つの理由
- 9.ペット保険を選ぶときはどこを見ればいい?ペット保険の7つの選び方を解説!
- 10.ペット保険は不要?必要?迷ったらこれで判断しよう!
1.【結論】保険料がもったいない?犬や猫を飼うときにペット保険は不要なのか
結論から説明すると、犬や猫を飼うのであれば、ペット保険に加入することをおすすめします。
「ペット保険はいらない」という話もありますが、一概に不要とは言い切れないでしょう。
大切なのは、ペット保険そのものを「いる」「いらない」と判断するのではなく、現在の自分の状況に合わせてその必要性を考えることです。
様々な角度から検討した上で、対応していきましょう。
2.ペット保険が不要な人の特徴を解説!
ここからはペット保険が不要な人の特徴について解説します。
ペットを飼うのであれば基本的にはペット保険への加入をおすすめしていますが、中にはペット保険が不要な人もいます。
では、どういった人が該当するのか。
結論から説明すると、十分な貯蓄や経済力がある人はペット保険が不要なことがあります。
ペットが動物病院で治療を受けると、治療費用が発生しますが、内容によっては高額になることがあります。
しかし、十分な貯蓄や経済力がある場合、たとえ高額な治療費用が発生しても問題なく対応できます。
上記のようにペット保険に頼らなくても高額な出費に対応できる場合は、ペット保険は不要と言えるかもしれません。
3.途中でやめた理由は何?ペット保険に加入した人が解約する3つの理由
ペット保険に加入しない人の他に、1度はペット保険に加入したものの、後に解約をする人もいます。
では、ペット保険を解約した人は、どのような理由で解約をしたのでしょうか。
具体的な理由は人によって異なりますが、主に以下のような理由で解約することがあります。
- ・保険金を請求する機会が少ない
- ・保険料が家計の負担になってきた
- ・補償内容に満足できなくなってきた
では、それぞれの理由について1つずつ解説していきます。
3-1.保険金を請求する機会が少ない
ペット保険では、動物病院での治療費用が発生しない限り、保険金は支払われません。
もちろんペットがケガをしたり、病気にかからないに越したことはありません。
毎日、元気に過ごすことが一番です。
しかし、動物病院に行く機会があまりに少ないと、ペット保険に加入しているメリットを感じられないこともあります。
当初、想定していたよりも病院に行くことがなく、ペット保険に必要性を感じなかったり、保険料がもったいないと思うことで解約するパターンもあるようです。
3-2.保険料が家計の負担になってきた
ペット保険はペットの加齢や保険の利用によって、その後の保険料が変化することがあります。
たとえば、以下のようなケースが考えられます。
- ・最初は大丈夫だったけど、保険料が上がってきて家計を圧迫するようになってきた。
- ・保険料はあまり変わっていないけど、収入額に変化があって、保険料が負担になってきた。
- ・ライフスタイルの変化により家計の支出が増えて、保険料が経済的な負担になってきた。
経済的な事情については予測が難しい部分がありますが、当初想定していなかった変化や保険料が想定以上に高額になった結果、保険料が家計の負担になり解約することもあるようです。
3-3.補償内容に満足できなくなってきた
ペット保険の補償内容に満足できなくなってしまうケースもあります。
ペットの健康状態は加齢とともに変化していきますので、ペット保険に加入した当初は十分だと思っていた補償内容も、時間の経過と共に「不十分なのではないか?」と感じることもあるでしょう。
また、動物病院での治療費用が、ペット保険に加入した当初の想定よりも高額で、補償割合や補償金額が足りないというケースに陥ってしまうこともあるでしょう。
このように、補償内容に満足できなくなった結果、解約となる場合もあるようです。
4.何が補償される?ペット保険とはどんな保険なのか?
ここまで、ペット保険は不要なのかや解約した理由、不要な人の特徴を解説してきましたが、そもそもペット保険とはどのような保険なのでしょうか。
結論から説明すると、ペット保険とはペットが病気になったり、ケガをしたときに動物病院で発生した治療費用を補償する保険です。経済的な負担を軽減することができます。
主に、通院・入院・手術の3つがカバーされます。
※ペット保険や加入するプランによっては、通院が含まれないこともあります。
また、加入するペット保険によって、以下のような内容が異なります。
- ・保険料
- ・対象となる動物
- ・補償の範囲
- ・保険金額
- ・保険金の支払割合
※あくまで一例で、上記以外にも異なる部分はあります。
ペット保険の概要については、以下の記事で詳しく解説しています。
ペット保険についてよくわからない部分がある場合は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
5.実際の保険金支払い事例を基に、自己負担がどのくらい減るのか解説!
ペット保険に加入している場合、自己負担はどのように減るのでしょうか?
ここでは、エイチ・エス損保のペット保険で、実際に保険金が支払われた事例について紹介します。
実際に発生した事例を参考に、ペット保険が必要かどうか検討してみてください。
※いずれも70%補償(免責金額なし)プランの事例です。
ペット種類 | 傷病詳細 | 治療費用 | 保険金支払額 | 自己負担 |
---|---|---|---|---|
猫 | 食欲がなくなり、元気もなくなったため受診。 | ¥21,010 | ¥14,707 | ¥6,303 |
猫 | 後ろ足を引きずって歩行するようになったため受診。 | ¥9,040 | ¥6,328 | ¥2,712 |
猫 | 数日間に渡り、1日に3〜4回嘔吐を繰り返し、水を吐くような症状があった。食欲の低下も見られたため、超音波・X線検査と血液検査で症状を確認した。 | ¥17,160 | ¥12,012 | ¥5,148 |
犬 | 異物を誤飲してしまった。 | ¥18,282 | ¥12,797 | ¥5,485 |
犬 | 少し前からご飯をあまり食べなくなり、ここ数日で全く食べなくなってしまったため受診。 | ¥26,180 | ¥18,326 | ¥7,854 |
6.ペットの保険は必要なのか?ペット保険の必要性を解説!
犬や猫等のペットを飼育している場合、ペット保険に加入することをおすすめします。
では、どういった部分でペット保険に加入する必要性があるのか。
その理由については、以下の3つが挙げられます。
- ・ペットには公的な健康保険がない
- ・治療の選択肢が増える
- ・高額な出費が急に発生することがある
上記の内容の具体的な内容については、以下の記事で解説しています。
「何でペット保険って必要なんだろう?」と考えている場合は、チェックしてみてください。
7.こんな人には必要!ペット保険の必要性が高い人の特徴とは?
ペットを飼育している人の中には、ペット保険の必要性が高い人もいます。
そのような人にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、その一例として、以下の3つを紹介します。
- ・急な出費への備えが欲しいと思っている
- ・万が一のときはベストな治療をペットに受けさせたいと思っている
- ・高齢のペットを飼っている
7-1.急な出費への備えがほしいと思っている
ペットには公的な健康保険がないので、万が一通院や手術が必要になると、急な出費が発生する可能性があります。
場合によっては、その出費が経済的な負担となってしまうことも考えられます。
そのような場合にペット保険に加入していれば、発生した治療費用の一部、または全額が補償されるので負担を軽減できます。
このように急な出費への備えが欲しいと考えている人にとって、ペット保険への加入は大きなメリットとなるでしょう。
7-2.万が一のときはベストな治療をペットに受けさせたいと思っている
ペットがケガをしたり、病気にかかってしまったときには治療が必要になりますが、中には複数の治療方法が存在する場合もあります。
しかし、治療方法によっては高額な費用がかかることもあり、場合によっては費用が高いからという理由で希望の治療方法を選べないケースが発生することがあります。
そのときに、ペット保険に加入していれば、費用の一部、または全額が補償されるので、経済的な理由で選択できる治療方法が限定されることを防げます。
その結果、治療方法の選択肢が増えて、ペットに最も適切な治療を受けさせられるようになります。
このように、万が一のときにはベストな治療をペットに受けさせたいと思っている人にとって、ペット保険は検討する価値があるでしょう。
7-3.高齢のペットを飼っている
一般的にペットに限らず年齢が高くなるほどケガをしたり、病気になる確率が高くなります。
「ペットの年齢が若いときは大丈夫だったけど、高齢になって不安になってきた。」
「加入していないと、いざというとき入っておけばよかった…と後悔しそうで悩む。」
このような場合は、ペット保険へ加入することで、補償や安心感といったメリットを得られるでしょう。
ただし、年齢によっては、ペット保険に加入できないこともあります。
また、高齢のペットの場合、若年のペットと比較して保険料が割高になる傾向があります。
申込みをする前に、加入時の年齢制限や保険料について確認するようにしましょう。
ペット保険の加入時における年齢制限や注意点については、以下の記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
8.犬や猫にペット保険は不要?ペット保険に入らない3つの理由
ペットを飼っている人の中には、ペット保険に加入していない人もいます。
では、ペット保険に加入していない人は、どのような理由で加入していないのでしょうか。
ペット保険に入らない理由は、主に以下の3つが挙げられます。
- ・保険料が家計の負担になると感じるから
- ・補償内容に満足できないと感じるから
- ・ペットがまだ若く病院に行く機会が少ないと思うから
では、それぞれの理由について1つずつ解説していきます。
8-1.保険料が家計の負担になると感じるから
ペット保険に加入すると、毎月の保険料が発生します。
金額は加入する保険やペットによりますが、場合によっては月々の保険料が家計の負担になることもあるでしょう。
また、ペット保険の内容にもよりますが、保険を利用することで次年度からの保険料が上がったり、ペットの年齢が上がるにつれて保険料が上がることもあります。
最初は大丈夫でも、徐々に家計の負担になってくることもあるので、先々のことを見越してペット保険に加入しない人もいます。
8-2.補償内容に満足できないと感じるから
ペット保険に加入すると負担した治療費が補償されますが、全ての治療費が無条件で補償されるわけではありません。
ケガや病気、治療方法によっては補償の対象外となることがあります。
特に、今後発症する可能性が高い病気や治療方法が補償の対象外となっている場合、ペット保険に加入する意義が弱くなってしまいます。
上記のことを考えたときに、ペット保険に加入するメリットをあまり感じられず、加入を控える人もいます。
8-3.ペットがまだ若く病院に行く回数が少ないと思うから
一般的にペットは加齢に伴って、ケガをしやすくなったり、病気にかかりやすくなり、病院に行く回数が増えます。
逆に、若い場合はケガもしにくく、病気も発症しにくいので、病院に行く回数は減りがちです。
上記のことを考えたときに、まだペットが若く病院に行く回数が少ないので、保険料がもったいないと判断して、加入しないこともあります。
9.ペット保険を選ぶときはどこを見ればいい?ペット保険の7つの選び方を解説!
世の中には多くのペット保険があり、それぞれ特徴が異なります。
ミスマッチなペット保険を選んでしまうと、加入しているメリットを感じづらくなってしまうでしょう。
では、加入するペット保険を決めるときは、どのような選び方をすればいいのでしょうか。
ここでは、ペット保険を選ぶときの7つのチェックポイントを記載します。
具体的には、以下の7つポイントを基本に、各ペット保険の補償内容や加入条件を比較して選ぶといいでしょう。
- ・ペットがかかりやすい病気・ケガ
- ・補償割合
- ・保険金の年間最大限度額
- ・保険金の1日あたりの支払限度額や回数制限
- ・保険料
- ・保険料の払い戻し
- ・終身での契約継続
上記の要素のどういったところをチェックすればいいのかは、以下の記事で詳しく解説しています。
後悔のない選択ができるように、あわせて読んでみてください。
10.ペット保険は不要?必要?迷ったらこれで判断しよう!
ここまでペット保険の必要性について様々な視点から解説してきました。
ただ、ここまで読んでも加入するか迷うこともあるかと思います。
そういったときは、今の経済状況を基準に考えることをおすすめします。
今の経済状況を考えて、急な治療費用が発生しても問題ないかどうかで判断するといいでしょう。
エイチ・エス損保ではリーズナブルな保険料のペット保険をご用意しています。
申し込みもネットで簡単にできるので、ぜひご検討ください。