ペット保険は必要か?支払い事例や必要な人の特徴を解説!
「最近、ペットを飼い始めたけどペット保険って必要なのかな?」
「加入した方が良さそうだけど、本当に必要か判断できない…」
今回はペット保険は必要なのかについて解説します。
具体的には、
- ・【結論】ペット保険は必要か?
- ・どういう人に必要?ペット保険が必要な人の特徴を解説!
- ・入っててよかった!ペット保険加入時の自己負担について支払事例を基に解説!
などを解説します。
結論から解説すると、犬や猫を飼っていて、かつ貯蓄や経済力に不安を感じる場合、ペット保険への加入をおすすめします。
理由はペットを飼っていると、ケガや病気の治療で、高額な出費が発生することがあるからです。
過去の保険金支払事例等も交えて、ペット保険の必要性について解説するので、ペット保険に加入するか迷っている場合は、参考にしてみてください。
目次
1.【結論】ペット保険は必要か?
結論から解説すると、犬や猫等のペットを飼っている場合、ペット保険へ加入することをおすすめします。
ペット保険に加入することで、さまざまなリスクに備えることができます。
では、なぜ加入をおすすめするのか?
その理由について解説していきます。
2.いる?いらない?ペット保険の必要性について3つの視点から解説!
すでに記載した通り、犬や猫等のペットを飼っているのであればペット保険への加入をおすすめします。
ここからは、その理由や必要性について、3つの視点から解説していきます。
ペット保険へ加入するか判断するときの参考にしてみてください。
2-1.ペットには公的な健康保険がない
ペットの医療には人間のような公的な健康保険がありません。
動物病院で発生した治療費用に対する補償は、民間の保険会社による保険金のみとなり、ペット保険に加入していない場合、全て自己負担となります。
また、動物病院は自由診療であるため、治療内容に関わらず治療費用が高額になるケースがあります。
その結果、治療費用が思いもよらぬ高額な出費となり、経済的な負担になってしまうこともあるでしょう。
そんなときにペット保険に加入していれば、治療費用の全額、または一部が補償されるので、経済的な負担を軽くできます。
2-2.治療の選択肢が増える
ペットの治療には複数の治療方法が存在することがあります。
たとえば、犬に腫瘍ができてしまった場合、腫瘍の種類やできた場所にもよりますが、手術での除去、放射線治療、化学療法等、複数の治療方法があります。
こういった治療方法はそれぞれ治療費用が異なります。
治療費用が異なると、最も効果があるけど、高額な治療費用がネックとなり、その治療方法が選べないということが起こり得ます。
ペット保険に加入していれば、治療費用の全額、または一部が補償されるので、治療の選択肢を増やすことができ、ペットに十分な治療を受けさせてあげられるようになるでしょう。
2-3.高額な出費が急に発生することがある
ペットを飼っているとケガをしたり病気にかかることがありますが、その多くは突発的に発生します。
一般の人がどのタイミングでどのくらいの治療費が必要になるか予測するのはかなり難しいでしょう。
特に、入院や手術が必要となった場合には、治療費用も高額になりやすいので、急な出費への備えが必要と言えるでしょう。
3.加入するとどうなる?ペット保険について解説
ペット保険とは、ペットの通院・入院・手術費用を補償し、飼い主の経済的な負担を軽減する保険です。
ペット保険に加入することで、万が一のときの経済的な負担を減らしたり、治療の選択肢を増やすことができます。
また、加入するペット保険によって、以下のような内容が異なります。
- ・保険料
- ・対象となる動物
- ・補償の範囲
- ・保険金額
- ・保険金の支払割合
※上記以外にも異なる部分はあります。
ペット保険の概要については、以下の記事で詳しく解説しています。
ペット保険についてよくわからない部分が多い場合は、後から「思ってたのと違った…」とならないように、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
4.どういう人に必要?ペット保険が必要な人の特徴を解説!
では、どのような人にペット保険が必要なのでしょうか。
結論から説明すると、貯蓄や経済力に不安を感じる人が対象となります。
動物病院で治療を受けると、場合によっては高額な治療費用が発生することがあります。
そういったときに貯蓄や経済力に不安があると、治療費用の支払いが経済的な負担になったり、治療方法を選ぶときに費用が高い治療を選べなくなってしまいます。
そうならないためにも、貯蓄や経済力に不安がある場合は、ペット保険への加入をおすすめします。
5.入っててよかった!ペット保険加入時の自己負担について支払事例を基に解説!
ペット保険に加入すると、治療費用の自己負担はどのように変化するのでしょうか。
ここで、エイチ・エス損保のペット保険で実際に発生した過去の支払い事例を基に、ペット保険に加入したときの自己負担の変化を解説します。
実際に発生した保険金支払い事例を紹介するので、ペット保険に加入したときのシミュレーションとして参考にしてみてください。
※いずれも70%補償(免責金額なし)プランの事例です。
ペット種類 | 傷病詳細 | 損害額 | 保険金支払額 | 自己負担 |
---|---|---|---|---|
猫 | 食欲がなくなり、元気もなくなったため受診。 | ¥21,010 | ¥14,707 | ¥6,303 |
猫 | 後ろ足を引きずって歩行するようになったため受診。 | ¥9,040 | ¥6,328 | ¥2,712 |
猫 | 数日間に渡り、1日に3〜4回嘔吐を繰り返し、水を吐くような症状があった。食欲の低下も見られたため、超音波・X線検査と血液検査で症状を確認した。 | ¥17,160 | ¥12,012 | ¥5,148 |
(エイチ・エス損保調べ)
6.犬や猫にペット保険は必要ない?ペット保険に入らない3つの理由
ペットを飼っている人の中には、ペット保険に加入していない人もいます。
では、どういった理由で加入していないのでしょうか。
人によって理由はさまざまですが、主に以下のような理由が挙げられます。
- ・保険料が家計の負担になると感じるから
- ・補償内容に満足できないと感じるから
- ・ペットがまだ若く病院に行く機会が少ないと思うから
このような理由のいずれか、もしくは複数に該当した結果、ペット保険に加入していない人もいます。
上記のペット保険に加入しない理由については、以下の記事でより詳しく解説しています。
ペット保険に加入するか迷っている場合は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
7.ここに注意!ペット保険に申し込む時の3つの注意点
ペット保険は加入することで、治療費用が補償されるメリットがありますが、一方で注意すべき点もあります。
ここで、その注意点を解説するので、認識のズレが起こった状態でペット保険に申し込みをしないためにも参考にしてみてください。
7-1.補償の対象外の診療は、保険金が支払われないことがある
ペット保険は、通院・入院・手術等で発生した治療費用を補償しますが、無条件に補償するわけではありません。
内容によっては、ケガや病気自体が補償の対象外だったり、症状は補償の対象でも治療方法が補償の対象外となることもあります。
- <補償の対象外となる例>
- ・遺伝性疾患
- ・漢方や鍼灸等の代替的治療
- ・ノミ、ダニ等の外部寄生虫の除去・駆除
※具体的な補償の対象外となる項目についてはペット保険によって異なります。
希望する補償内容と、実際の補償内容にズレが起こらないように、申し込み前に確認するようにしましょう。
7-2.ほとんどの場合で掛け捨て型のため、保険料の払い戻しがない
ペット保険は、ほとんどの場合で掛け捨て型になっており、保険料の払い戻しはありません。
解約理由やタイミング、保険料の払込方法によっては、解約時に保険料が返戻される可能性はありますが、満期返戻金等で保険料が払い戻されることはありません。
7-3.保険金の支払状況によっては保険料が高くなることがある
ペット保険によっては、保険金の支払実績によって、次年度からの保険料が高くなることがあります。
中には、保険料が高くなるのではなく、保険契約が継続できず解約となるパターンもあります。
「ある日、突然ペット保険を解約されてしまった…」とならないように、申し込み前に契約内容を確認することをおすすめします。
なお、エイチ・エス損保のペット保険では、保険金の支払状況によって保険料が高くなることはありません。
(品種やペットの年齢によって保険料が変化します)
次年度の保険料を気にすることなく保険金の請求ができるので、ぜひご検討ください。
8.ペット保険に加入するか迷っているなら…
ペット保険は加入が義務になっていないこともあり、加入するか迷うこともあると思います。
そんなときは、以下の点を基準に加入するか判断してみてください。
「貯蓄や経済力に不安を感じるかどうか」
高額な治療費用が発生しても問題ない貯蓄や経済力があるならペット保険はなくても問題がない可能性があります。
逆に貯蓄や経済力に不安があるならペット保険が必要となることもあるでしょう。
今のお財布事情と相談しながら加入するか決めることをおすすめします。
エイチ・エス損保ではお手ごろな保険料で通院・入院・手術をカバーするペット保険をご用意しています。
免責金額ありでリーズナブルな保険料になっているプランもあるので、ぜひご検討ください。