韓国旅行で海外旅行保険が役に立つのはどんなとき?

※本記事は一般的な海外旅行保険に関する情報を記載しています。当社の「海外旅行保険たびとも」の商品内容についてはこちらをご確認ください。
「韓国旅行に行くときって海外旅行保険はいるのかな?」
「海外旅行保険に入ってるとどんなときに役に立つんだろう?」
今回は韓国旅行のときに海外旅行保険がどんな場面で役に立つのか解説します。
具体的には、
- ・韓国旅行で海外旅行保険が役に立つシーンをトラブル別に解説!
- ・その他の韓国旅行時の注意点
などを解説します。
韓国旅行はフライト時間も短く、費用も比較的安く納まることもあり、人気の旅行先となっています。
しかし、日本から近いとは言え海外であることに違いはありません。
そこで、韓国旅行で海外旅行保険が役に立つのはどのようなときか解説するので参考にしてみてください。
目次
1.韓国旅行で海外旅行保険が役に立つシーンをトラブル別に解説!
韓国に限ったことではありませんが、海外旅行中はどのようなトラブルが発生するかわかりません。
そこで、想定されるトラブル別に海外旅行保険がどのように役に立つか解説します。
韓国旅行に行くときの参考にしてみてください。
1-1.スリ・盗難(携行品損害)
レストランや屋台などでの食事中や、ホテル・空港でのチェックイン等の手続きの際などに、スリや盗難の被害にあってしまう可能性があります。
また、駅・市場・繁華街など人の多い場所でのスリにも気を付けましょう。
出掛けるときには貴重品は必要最小限に止め、スリ被害にあいにくいバッグを用意しておくことをおすすめします。
他にも、サウナのロッカーやクラブ等の手荷物預所にカバン等を預けた際に盗難にあってしまうケースもあるようです。
事前にSNSや口コミなどをチェックして、安心して利用できるお店を選ぶようにするといいでしょう。
また、一般的なスリ対策については以下の記事で解説しています。
大事な荷物をスリに取られて悲しい思いをしないためにも、チェックしてみてください。
これらの被害は携行品損害補償の範囲内で概ね補償されますが、現金は対象外となる場合がほとんど(※)です。特に貴重品からは、目を離さないようにしましょう。
※当社の「ネット海外旅行保険たびとも」では、現金盗難は補償の対象外となっております。
1-2.交通事故によるケガ(治療費用)
ソウル等では、交通取締りの強化により交通ルール遵守の徹底がなされてきたと言われていますが、強引な割込みなどの乱暴な運転や急な飛び出しなどには注意しましょう。
左折・右折なども日本とは異なったルール(交通規則)があります。
日本国内にいるときと同じ感覚でいると思いがけず事故にあってしまう事があります。
海外で手術や入院をすることになると、治療費用は高額になることがあります。
治療費用に関してはしっかりとカバーしてくれる海外旅行保険を選択することをおすすめします。
1-3.食中毒(治療費用)
韓国は、衛生施設等を含めインフラは相当整備されていますが、衛生状態があまり良くない飲食店や屋台などで食事をする際には注意が必要です。
特に生もの(生ガキ等の貝類など)は食中毒などの原因となってしまう可能性もあります。
体調に異変を感じたら、早めに病院で診察を受けるようにしましょう。
海外旅行保険に加入している場合、キャッシュレス医療が利用できる病院もあります。
病院に行く前に加入している海外旅行保険のご契約窓口(サポートセンターなど)に連絡し確認することをおすすめします。
万が一、海外で病気になってしまった場合の対処法などは以下の記事で解説しています。
ここまでの内容とあわせて確認しておくといいでしょう。
1-4.航空機の遅延や欠航による滞在期間の延長(航空機遅延)
韓国は日本と距離が近くフライトの時間も短いですが、天候や事故等によって乗るはずだった航空機が遅延したり欠航する可能性があります。
航空機に乗れないと現地に留まることになり、本来発生しなかった飲食代や宿泊費用、移動費用等が発生することもあります。
航空機関係のトラブルは外的要因で起こることが大半で、どれだけ注意してもコントロールできません。
そのようなときに海外旅行保険に加入して、航空機遅延補償を付帯していれば、補償内容に応じた保険金が支払われることがあります。
※ほとんどの海外旅行保険で航空機遅延補償はオプションで追加付帯する必要があります。
※保険商品によっては、航空機遅延補償の付帯は「旅行出発〇日前まで」と条件付きになっていることもあります。
※保険商品によって異なりますが、航空機遅延補償は、搭乗予定の航空機が出発遅延等で、出発予定時刻から6時間以内に代替便を利用できないことを条件としている場合が多く見られます。
航空機遅延補償については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
航空機に関する情報は常にチェックして迅速に対応できるようにしておきましょう。
1-5.お店の商品を落として壊してしまった(賠償責任)
旅行先のお店でお土産の商品等を見ているときにうっかり商品を落として壊してしまうことがあります。
この場合、損害賠償責任を負うことになり、一定の費用が発生してしまいます。
このようなときに、海外旅行保険に加入していれば賠償責任補償で損害賠償費用が支払われます。
また、保険商品によっては、保険会社の承認を得ることで訴訟費用や弁護士費用等が補償されることもあります。
海外旅行では何が起こるかわからず、慣れない土地や海外旅行で注意力が散漫になってしまうこともあります。
もちろん、トラブルがないことが一番ですが、万一、起きてしまったときに備えて海外旅行保険に加入しておくと安心でしょう。
ちなみに、お店の商品を壊してしまった以外にも、以下のようなケースが例として想定されます。
- ・レンタルしたWi-Fiルーターを破損させてしまった
- ・ホテルの鍵を紛失してしまった
- ・誤って他人にケガをさせてしまった
一般的に、このようなケースの賠償責任も補償されます。
1-6.空港の出発カウンターで預けた荷物が行方不明になってしまった(航空機寄託手荷物遅延)
航空機に搭乗するときに空港の出発カウンターで預けた寄託手荷物が、行方不明になることがあります。
預けた手荷物が届かないと、現地で生活必需品等の購入費用が発生してしまいます。
このようなときに、航空機寄託手荷物遅延補償が付帯されていれば、購入費用が補償されることがあります。
※一部の保険商品では実損払ではなく定額払となることがあります。
韓国は日本から近くフライト時間も比較的短く、直行便なのでロストバゲージが起こらないと思うかもしれませんが、実際にロストバゲージが発生したという話もあります。
「〇〇だから大丈夫だろう」という考え方はしないことをおすすめします。
1-7.事故で入院して、家族に現地まで来てもらわないといけなくなった(救援者費用)
韓国でケガをしたとき、場合によっては入院する可能性があります。
日本から近いとはいえ韓国は海外の国です。
日本語が通じないこともあり、状況次第では、家族に日本から現地まで来てもらう場合もあるでしょう。
そうなると、現地まで駆けつけるための交通費等が発生しますが、海外旅行保険に加入していれば救援者費用で、その費用が補償されることがあります。
韓国の場合、欧州等の遠方と比較すると交通費は比較的低くなりますが、それでも海外への交通費は相応の金額がかかります。
海外旅行保険はこういった自分の身辺以外の部分で費用が発生したときも役に立ちます。
2.その他の韓国旅行時の注意点
ここからは、その他の注意点について解説します。
旅行前に確認をしてトラブルにあわないようにしましょう。
2-1.ぼったくり、詐欺
海外では、日本と比較してぼったくりや詐欺の被害にあう確率も高くなります。
たとえば、以下のような例が挙げられます。
- ・飲食店で法外な料金を要求される
- ・コンサート等のチケット代を送金したが、その後連絡が取れなくなってしまう
- ・カジノで知り合った日本人に遊興費を借りたところ、法外な利息が付いた金額の返済を求められる
他にも様々な手口でぼったくりや詐欺の被害にあう可能性があるので、注意しましょう。
2-2.写真撮影の制限
軍事施設(その範囲は非常に広範囲にわたっているので注意が必要です)や大統領官邸などの重要施設の写真撮影は禁止されています。
他にも、撮影禁止表示のある区域や一部建造物についても写真の撮影が禁止されていることがあります。
旅行先で気分が高揚していても、安易に写真を撮らないようにしましょう。
3.油断はせずに韓国旅行を楽しもう!
観光スポットも多数あり、時間的にも費用的にも比較的気軽に訪れることができるため、リピーターとなる方も多い韓国。
しかし、海外であることに変わりはなく、注意を怠ってしまうと思わぬトラブルにあってしまう可能性があります。
「日本から近いから」「渡航期間が短いから」といって油断せず、渡航される場合には海外旅行保険への加入をぜひ検討してみてください。