付保証明書とはどんな書類?旅行に持っていった方がいいかも含めて解説!
「海外旅行保険に加入したら付保証明書が発行されたけど、これってどんなときに使うんだろう?」
「そもそも、付保証明書って旅行に持っていった方がいいのかな?」
今回は付保証明書とはどんな書類なのか解説します。
具体的には、
- ・付保証明書とは何か?海外旅行保険に加入したら発行される?
- ・何が違う?付保証明書と保険証券との違いについて解説!
- ・どうやって発行する?付保証明書の取得方法
などを解説します。
海外旅行保険における付保証明書とは、海外旅行保険に加入したときに保険会社から発行される、保険への加入を証明する書類のことです。
海外で保険に加入していることを証明するときや契約の内容を確認するとき等に使用します。
海外では何が起こるかわからないので、万が一に備えて持参するといいでしょう。
目次
1.付保証明書とは何か?海外旅行保険に加入したら発行される?
付保証明書とは、保険会社から発行される保険への加入を証明する書類のことです。
読み方としては「ふほしょうめいしょ」となります。
海外旅行保険における付保証明書には、主に以下のような項目が記載されています。
- ・証券番号
- ・保険期間
- ・被保険者名
- ・補償項目
- ・保険金額
海外旅行保険に加入することで発行が可能となります。
※保険によっては付保証明書の代わりに保険証券が発行されることもあります。
1-1.付保証明書を発行する目的
海外旅行保険における付保証明書は、主に以下のような目的で発行されます。
- ・第三者に海外旅行保険に加入していることを証明できるようにするため
- ・渡航先で契約内容を確認するため
他の使い方もありますが、基本的には上記のような目的で使用します。
1-2.誰が付保証明書を発行するのか?
海外旅行保険における付保証明書は、保険会社によって発行されます。
なお、代理店の紹介で海外旅行保険に加入した場合でも、付保証明書の発行元は保険会社となります。
1-3.印刷して海外に持っていくときは、コピーでもOK
海外旅行保険における付保証明書には、証券番号や被保険者名が記載されています。
旅行に持っていけば、契約内容の確認やトラブル時の手続きがスムーズに進むでしょう。
しかし、場合によっては、
「盗難の危険性とかもあるし、原本を持ち歩くのは怖い…」
と感じるかもしれません。
そういった場合は、付保証明書のコピーを持っていくようにしましょう。
「原本じゃないとダメなんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、記載されている内容がわかればコピーでもOKです。
2.何が違う?付保証明書と保険証券との違いについて解説!
海外旅行保険において付保証明書と似た書類に「保険証券」があります。
では、付保証明書と保険証券にはどのような違いがあるのでしょうか。
結論から解説すると、主な違いは記載されている情報量になります。
一般的に、付保証明書よりも保険証券の方が、契約者の情報等、個人情報も含めてより詳細に情報が記載されているので、渡航先で契約の内容を確認したいとき等に役に立ちます。
一方で、海外旅行保険に加入していることを第三者に証明するとき等は、最低限の情報のみ記載されている付保証明書の方が適しています。
どっちの方がいいではなく、シーンによって使い分けることをおすすめします。
※なお、付保証明書と保険証券のどちらを旅行に持参すればいいか迷ったときは、保険証券を持っていけばOKです。
付保証明書と保険証券の違いについて詳しく確認したい場合は、以下の記事をチェックしてみてください。
それぞれの違いについて表にまとめて解説しています。
3.どうやって発行する?付保証明書の取得方法
では、付保証明書を取得するにはどうしたらいいのでしょうか。
ここでは、Web上で加入できる海外旅行保険を例に、付保証明書の取得方法を解説します。
3-1.取得にかかる時間
Web上で加入できる海外旅行保険の多くは、加入後にマイページが発行されるようになっています。
そして、付保証明書はこのマイページ内で即発行できることが多くなっています。
万が一、マイページ内から発行できない場合は、保険会社に問い合わせるといいでしょう。
4.付保証明書に関するよくある疑問(FAQ)
ここからは海外旅行保険の付保証明書に関する、よくある疑問について回答します。
これから海外旅行に行くときの参考にしてみてください。
4-1.付保証明書の再発行は可能か?
ほとんどの場合で付保証明書の再発行は可能です。
特にWeb上のマイページから発行できる場合は、PDFでのダウンロードになるので、何回でも即発行ができるようになっています。
ただし、ネットに繋がっていないとダウンロードできない点については要注意です。
4-2.複数人で旅行に行く場合、全員分の付保証明書が必要か?
複数人で旅行に行く場合、全員分の付保証明書を持っていくことをおすすめします。
家族や同じグループであっても、個々人が海外旅行保険に加入していることを証明するには、個別の付保証明書が必要となります。
契約者や代表者だけが付保証明書を持っていればいいわけではないので、しっかりと人数分用意して出発するようにしましょう。
5.海外旅行に行くときは付保証明書を持っていこう!
海外では何が起こるかわかりません。
思わぬところでトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるでしょう。
そんなときに、海外旅行保険に加入していればサポートを受けながらトラブルに対応できます。
しかし、海外旅行保険への加入を証明できないと、せっかくのサポートが受けられなくなってしまう可能性もあります。
そういったことが起こらないように、付保証明書を持っていくことをおすすめします。
※保険証券でもOKです。
なお、保険証券については、以下の記事で解説しています。
付保証明書との違い等を解説しているので、参考にしてみてください。