海外旅行保険は不要？
入らない理由や不要な人の特徴を解説！
「海外旅行保険っていらないよね？」
「旅行期間が短いし、保険はいらない気がする…」
今回は海外旅行保険が不要かどうかについて解説します。
具体的には、
- ・海外旅行保険は不要？加入をおすすめする5つの理由を解説！
- ・なぜ海外旅行保険は不要だと思うのか？入らない理由とは？
- ・海外旅行保険が不要な人の3つの特徴
などを解説していきます。
海外旅行に行くなら、保険への加入をおすすめします。なぜなら海外ではトラブルや事故の件数が多く、費用についても日本と比較して高くなりがちだからです。
保険に入っていない状態で、トラブルに巻き込まれて高額な費用が発生すると、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。
保険料がもったいない、短期間の旅行だから大丈夫などと思うかもしれませんが、海外でのリスクに備えるためにも海外旅行保険に入ることをおすすめします。
目次
1.海外旅行保険は不要？加入をおすすめする5つの理由を解説！
海外旅行保険は本当に不要なのでしょうか？
結論から説明すると、海外旅行に行くのであれば、海外旅行保険に入ることをおすすめします。
その理由を5つ解説します。
※海外旅行保険に入るべきかについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
入るべきか迷っている場合は、あわせてチェックしてみてください。
1-1.海外ではトラブルや事故の件数が多いから
海外では日本と比較して、トラブルや事故の件数が多くなっています。
たとえば、盗難であれば日本とアメリカを比較すると、以下のようになります。
| 2019年の窃盗発生数 | |
|---|---|
| 日本 | 約53万件 |
| アメリカ | 約508万件 |
| 日本に対するアメリカの窃盗件数の比率 | 約9.5倍 |
※参照元：政府統計の総合窓口（e-Stat）、FBI:UCR
このようにトラブルや事故の件数が多いからこそ、海外旅行保険に入ることをおすすめしています。
1-2.様々な補償項目が用意されているから
海外旅行中は様々なトラブルが想定されます。
- ・観光中に転倒してケガをしたり、入院したりする
- ・スリにあってパスポートやクレジットカードを失くしてしまう
- ・搭乗予定の航空機が急遽、遅延・欠航になり食費や宿泊費が発生する
海外旅行保険では、このように偶然発生したトラブルに対する補償項目が用意されています。
海外旅行保険に入っていないと、こういったトラブルで発生した費用を、全額自己負担することになってしまいます。
（医療費については、一部、海外療養費制度によって補償されることもあります）
1-3.国によっては医療費が高額になることがあるから
渡航先の国によっては、日本と比較して医療費が高額になることが多く、実際、以下の記事のように100万円を越える事例も起こっています。
海外旅行保険の中には、治療費用の保険金額が無制限になっているプランがあり、このようなプランに加入し、補償対象となれば、発生した医療費が全て補償されます。
また、無制限でなくても、治療費用の保険金額が3,000万円や1,000万円になっているプランもあり、そういったプランで発生した医療費をカバーできることもあります。
もちろん、ケガをしたり病気にならないことが1番ですが、万が一の備えとして、海外旅行保険に加入しておくと安心できるでしょう。
1-4.海外では日本の健康保険は使えないから
海外では、日本の健康保険は使えません。
国内であれば、医療費は3割負担となりますが、海外では全て自己負担となってしまいます。
※内容によっては、海外療養費制度によって補償されることもあります。
しかし、海外旅行保険に入っていれば、治療費用が補償されます。
健康保険が使えなくても、いざというときの医療費が補償されるという観点から、海外旅行保険へ入ることをおすすめしています。
1-5.キャッシュレス診療や日本語対応でのサポートが受けられるから
海外旅行保険では、保険金による補償だけではなく、色々なサポートサービスが用意されています。
具体的な内容は保険商品によって変わりますが、一例として以下の内容が挙げられます。
- ・24時間365日 日本語でのトラブルサポート
- ・病院での治療費の立替が不要になるキャッシュレス医療サービス
- ・医師や病院の紹介・手配
トラブルが発生しても、プロのサポートを得ながら対処できることも、海外旅行保険に入ることをおすすめする理由です。
2.なぜ海外旅行保険は不要だと思うのか？入らない理由とは？
ここまで解説してきたように、海外旅行に行くときは海外旅行保険に入ることをおすすめします。
しかし、中には海外旅行保険に入らないで旅行に出発する人もいます。
なぜ、そういった人たちが海外旅行保険に入らないのか、その理由を3つ紹介します。
2-1.保険料がもったいないと思うから
海外旅行保険に入るときには、保険料を支払う必要があります。
また、海外旅行保険の大半は掛け捨て型の保険で、事故やトラブルにあわず無事に帰国しても、保険料の返戻がないことがほとんどです。
上記のことから、保険料がもったいないと感じて、保険に加入せずに海外旅行に出発する人もいます。
2-2.短期間の旅行だから
海外旅行の中には、2日や3日といった、旅行期間が比較的短い旅行もあります。
このような短期間の旅行で海外に滞在する時間が短く、事故やトラブルにあうリスクが低いと判断して、海外旅行保険に入らず旅行に出発する人もいます。
2-3.クレジットカード付帯の海外旅行保険で充分だと思うから
海外旅行保険には、以下の2つの種類が存在します。
- 【2種類の海外旅行保険】
- ・任意加入の海外旅行保険
- ・クレジットカード付帯の海外旅行保険
持っているカードのグレードが高い等の理由で、カード付帯の海外旅行保険で充分と判断して、任意加入の海外旅行保険に入らず、旅行に出発する人もいます。
3.海外旅行保険が不要な人の3つの特徴
海外旅行に行くのであれば、海外旅行保険に入ることをおすすめします。
しかし、中には海外旅行保険が不要な人も、ごく僅かですがいます。
では、どんな人なら海外旅行保険が不要なのか？
その特徴を3つ紹介します。
ただし、海外旅行保険が不要な人は、限られたごく一部の人のみの可能性があります。
初めて海外旅行に行く人や、旅行先の現地について熟知していない場合は、海外旅行保険に入ることをおすすめします。
上記の前提を元に、この先の内容を読み進めてみてください。
3-1.トラブルで発生する費用を自分で支払える経済力がある
海外では、日本と比較して事故やトラブルが発生しやすくなっています。
特に医療費は日本と比較して高額になりがちで、場合によっては、以下の記事の事例のように100万円以上の医療費が発生することもあります。
多くの人にとって、このような費用は経済的な負担になります。
海外旅行保険に入っていれば、費用が発生したときでも、保険金によって自己負担を軽減することができます。
一方で、こういった費用を支払える経済力がある場合は、海外旅行保険に加入しない選択肢もあるでしょう。
3-2.海外旅行や旅行先の国にかなり精通している
海外旅行そのものに慣れている場合や、旅行先の国にかなり精通していて、適切なリスク管理ができる場合は、海外旅行保険が不要かもしれません。
危険な行動や訪れたら危ない場所など、事故やトラブルにあう確率を少なくする方法について熟知している場合、海外旅行保険の必要性も低くなるでしょう。
※ただし、どんなに渡航先に精通していたとしても、想定外の事故やトラブルは発生します。万が一に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。
3-3.トラブルや事故にあったときに自己解決できる
海外旅行中に事故やトラブルにあう想像ができないかもしれませんが、海外旅行中の事故発生率は2.54%※となっています。
※エイチ・エス損害保険調べ（2019年1月～12月）
これは人数に換算すると、約39人に1人は、海外旅行中にトラブルに遭遇している計算になります。
なので、常に事故やトラブルのリスクを考えておく必要がありますが、万が一の事故やトラブルにあったときに、自己解決できる場合は、海外旅行保険に頼る必要がないかもしれません。
現地の言葉での意思疎通やトラブル・事故後の対応等含めて、全て自身で対処できる場合は、海外旅行保険に入らなくても問題ないかもしれません。
※ただし、どんなにトラブル対応に慣れていたとしても、想定外の事故やトラブルは発生します。万が一に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。
4.海外旅行保険を選ぶときはこの2つに注目！
海外旅行保険に入るときには、何を基準に決めればいいのでしょうか。
結論から説明すると、以下の2つを基準に決めてみてください。
- ・補償項目
- ・保険金額
この2つを見て、内容や金額が充分と思えるのであれば、その海外旅行保険で問題ないでしょう。
逆に、補償項目が不足していると感じたり、保険金額が少ないと感じるのであれば、別のプランや、海外旅行保険を検討することをおすすめします。
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