家族用のプラン?海外旅行保険のファミリープランについて解説!

家族用のプラン?海外旅行保険のファミリープランについて解説!

「家族で海外旅行に行くときの保険ってどうしよう?」
「家族特約あるし、クレジットカードについてる海外旅行保険じゃダメなのかな?」

今回は家族で海外旅行に行く予定がある人に向けて、家族旅行特約付きのファミリープランについて解説します。

具体的には、

  • ・家族用の海外旅行保険?ファミリープランとはどんなプランなのか?
  • ・海外へ家族旅行に行くときはクレジットカード付帯の海外旅行保険でOKなのか?
  • ・子供も海外旅行保険に加入すべきなのか?

などをファミリープランのご契約で発生した過去の保険金支払い事例を交えて解説します。

海外旅行保険のファミリープランとは、家族で加入できるプランで、補償の一部を家族と共有することで1人あたりの保険料がお得になるプランのことです。

保険料を抑えて加入できるので、家族で海外旅行保険に加入するときには検討することをおすすめします。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の家族特約についても解説するので、参考にしてみてください。

1.家族用の海外旅行保険?ファミリープランとはどんなプランなのか?

結論から説明すると、海外旅行保険のファミリープラン(家族プラン)は、同じ旅行日程の家族で加入できるプランで、補償の一部を家族と共有することで1人あたりの保険料がお得になるのが特長です。
(保険商品によってはファミリープランが存在しない場合もあります)

保険料がお得になる以外にも、複数人でまとめて加入できるので、何回も手続きをする必要がないなどのメリットがあります。

家族で海外旅行に行く場合は、ファミリープランを優先して検討するといいでしょう。

なお、エイチ・エス損保のネット海外旅行保険たびともではファミリープランを用意しています。

家族で加入することで保険料を抑えられるようになっているので、家族での海外旅行の際は、ぜひご検討ください。
ネット海外旅行保険たびともの詳細をチェックする。

1-1.家族に該当する範囲

ファミリープランに加入するには、保険に加入する被保険者が家族である必要があります。

では、具体的にどのような人が家族となるのでしょうか?

エイチ・エス損保のネット海外旅行保険たびともを例にすると、旅行日程が以下の「①本人」と同じで、②~④のいずれかに当てはまる人が家族として取り扱われます。


本人
保険に加入する家族の中から1名選択します。本人となる人との続柄によって②〜④が決まります。

①の配偶者
・新婚旅行後に本人と婚姻の届出を予定している人を含みます。
・事実婚の妻または夫(事実上婚姻と同等の関係にある人)、同性のパートナー(戸籍上の性別が同一であるが事実上婚姻と同等の関係にある人)を含みます。

①または②と同居の親族
親族とは、6親等内の血族および3親等内の姻族をいいます。(例:両親や子供など)

①または②と別居の未婚の子
未婚とは、一度も婚姻歴がないことをいいます。

上記の条件に当てはまらない場合は、個人プランや複数人でまとめて加入できるグループプランでの加入となります。
※個人プランやグループプランの名称は保険商品によって異なります。

ファミリープランについては、以下のページでも解説しています。
ファミリープランへの加入を検討している場合は、あわせて確認してみてください。
ファミリープランの詳細をチェックする。

1-2.どういった補償が共有されるのか

ファミリープランでは、一部の補償を家族間で共有することで、保険料を抑えることができます。

では、補償を共有するとは、具体的にどういうことなのでしょうか?

一例として、エイチ・エス損保のネット海外旅行保険たびともでは、以下の3つの補償が対象となります。

  • ・救援者費用
  • ・携行品損害
  • ・賠償責任

また、携行品損害を例にすると、以下のように補償が共有されます。

■携行品損害の場合

携行品損害の場合

※携行品損害の保険金額が30万円(1点につき10万円限度)の契約タイプを例にしています。

このように特定の補償項目において保険金額を共有することで、保険料が安くなります。

2.海外へ家族旅行に行くときはクレジットカード付帯の海外旅行保険でOKなのか?

海外旅行保険には、任意加入の海外旅行保険の他に、クレジットカード付帯の海外旅行保険も存在します。

保険料がかからないのでお得と思うかもしれませんが、カード付帯の海外旅行保険で十分なのでしょうか?

結論から説明すると、カード付帯の海外旅行保険で十分なこともあります。

具体的には、以下の2点をチェックして大丈夫と思えれば問題ありません。

  • ・補償項目
  • ・保険金額

逆にこの2つをチェックして不安だと思う場合は、任意の海外旅行保険への加入をおすすめします。

カード付帯の海外旅行保険については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

海外旅行保険はクレジットカードで十分?知っておくべき注意点とは?

2-1.クレジットカード付帯の海外旅行保険の家族特約とは?

クレジットカード付帯の海外旅行保険には、家族特約が付帯されていることがあります。

家族特約とは、カードの所持者の家族にも海外旅行保険が適用される特約のことです。
カード1枚でカードの所持者だけではなく、家族も補償対象に含まれるので、非常に便利な特約となっています。
※カードによっては、被保険者の範囲について、同居している家族、生計をともにする家族などの条件が存在することがあります。

また、家族特約が付帯されていない場合でも、カードによっては家族カードを発行して家族会員になることで、補償対象となることがあります。

ただし、カードによってはカードの所持者である本会員よりも補償内容が抑え目になっていたり、カードの種類やランクによって補償内容が異なることもあります。

この辺りは、所持しているカードによって変わるので、旅行前にカード会社のホームページで確認することをおすすめします。

3.家族旅行で海外旅行保険は不要?入るべき?必要性について解説

海外旅行に行く場合、海外旅行保険に加入することをおすすめします。

なぜなら、以下のような理由があるからです。

  • ・海外では日本と比較してトラブルや事故の件数が多い
  • ・国によっては医療費が高額になることがある
  • ・海外では日本の健康保険は使えない
  • ・キャッシュレス診療や日本語でのサポートを受けながらトラブルに対応できる
  • ・事故やトラブルが発生したときに補償対象となれば保険金が支払われる

万が一トラブルが発生したときに、保険料とは比較にならないほどの損害額を自己負担する可能性があります。

近場の韓国ですら、過去に200万円を超える費用が発生した事例もありました。

上記のことを考えたときに、海外旅行保険に加入してから旅行に出発することをおすすめします。

海外旅行保険に加入すべきかについては、以下の記事でも解説しています。
ファミリープラン以前に、そもそも海外旅行保険に加入するか迷っている場合は、チェックしてみてください。

海外旅行保険には入るべき?必要性や補償事例を交えて解説!

4.ファミリープランで発生した過去の保険金支払い事例

ここからは、エイチ・エス損保のネット海外旅行保険たびともにおいて、ファミリープランのご契約で発生した過去の保険金支払い事例を紹介します。

発生した費用についても記載するので、参考にしてみてください。

支払項目 事故状況 発生した費用
治療・救援費用 タイにて腹痛により、複数の病院で診察を受けた。 約262,000円
治療・救援費用 アメリカにて空咳の症状があり、医療機関で診察を受けた。その後、処方された薬で症状が改善しないため滞在先の病院で再診を受ける。 約107,000円
携行品損害 ハワイへの出国便に寄託していたスーツケースのキャスター3つのゴム部分が割れてしまっていた。 8,000円
賠償責任 グアムにてホテルの部屋で転んでテレビにぶつかり、テレビの液晶が割れて綺麗に映らなくなった。 約33,000円
航空機遅延※ オーストラリア⇒成田のフライトがバードストライクによりキャンセルとなり、帰国が2日後になった。 10,000円

(エイチ・エス損保調べ)

※航空機遅延補償については、出発前日までの加入が必須条件となります。

5.子供も海外旅行保険に加入すべきなのか?

子供であっても海外旅行保険に加入することをおすすめします。

大人や子供に関わらず、渡航先で体調を崩すことはありますし、ケガをすることもあるでしょう。

また、子供の場合、不注意からホテルの備品やお店の商品を壊してしまったり、他人にケガをさせてしまう可能性もあります。
(実際、過去に子供がホテルの照明器具を壊してしまったり、壁に落書きをしてホテルから損害賠償費用を請求された事例があります)

上記のことを考えたときに、大人と同じように海外旅行保険に加入することをおすすめします。

以下の記事では、子供に起こりやすい海外旅行中のトラブルを記載しているので、子供も海外旅行保険に加入するか迷っている場合は、チェックしてみてください。

子供は海外旅行保険に入れるべき?保険の必要性や加入方法を徹底解説!

6.家族での海外旅行ならファミリープランへの加入がおすすめ!

旅行シーズンになると、家族で海外旅行へ行くこともあると思います。

大切な家族にも安心して海外旅行を楽しんでもらうためにも海外旅行保険への加入をおすすめします。

その際はファミリープランを選択することで、保険料を抑えながら保険に加入できます。

エイチ・エス損保のネット海外旅行保険たびともではファミリープランを用意しています。

保険料を抑える以外にも、6人までまとめて加入できて手続きの手間が少ないので、家族での海外旅行の際は、ぜひご検討ください。
ネット海外旅行保険たびともの詳細をチェックする。

・たびともは、旅行目的地通知型ネット専用海外旅行保険のペットネームです。

エイチ・エス損保の海外旅行保険たびとも

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