【具体例】ペット保険の加入条件とは?満たせないときにどうすればいいかも解説!
「ペット保険って加入条件があるらしいけど、どんな条件があるんだろう?」
「条件を満たせない場合って、どうしたらいいんだろう?」
今回はペット保険の加入条件について解説します。
具体的には、
- ・ペット保険の加入条件とは?よくある条件や入れない病気を解説!
- ・加入条件を満たせない…、そんなときはどうすればいいか解説!
- ・接種しないと入れない?ペット保険加入時にワクチンが必要か解説!
などを解説します。
大半のペット保険には新規加入時に加入条件が設定されています。
主に、年齢・飼育目的・既往歴・直近のケガや病気などが該当し、これらの条件を満たせないと加入できなかったり、条件付きでの加入となることがあります。
検討段階で加入条件を確認して、申し込みをしたら加入できなかった…とならないようにしましょう。
あわせて加入条件を満たせないときにどうすればいいかも解説するので、参考にしてみてください。
目次
1.ペット保険の加入条件とは?よくある条件や既往歴があると入れない病気を解説!
ペット保険では新規加入時に加入条件を満たす必要があります。
その中の1つに「告知事項」を元にした審査があり、この審査をクリアしないとペット保険には加入できません。
※告知事項を元にした審査以外にも、加入条件が設定されている場合があります。
では、具体的にどのような項目が設定されているのか。
よくある内容について1つずつ解説していきます。
なお、エイチ・エス損保のペット保険における加入時の確認事項については、以下の記事で解説しています。
加入までの流れについても記載しているので参考にしてみてください。
⇒エイチ・エス損保のペット保険における加入時の確認事項についてチェックする。
1-1.年齢
多くのペット保険では新規加入時の年齢制限を設定しています。
たとえば、エイチ・エス損保のペット保険では、保険始期日時点で生後45日以上満7歳以下が加入条件の1つとなっています。
この年齢制限を外れてしまうと、ペット保険に加入できません。
年齢についてはどうにもできないので、年齢制限の上限が高いペット保険か年齢制限がないペット保険を検討するといいでしょう。
1-2.飼育目的
犬や猫の飼育目的が愛がん用であることが加入条件になっていることもあります。
(愛がん用の中には、補助犬を含むこともあります。)
繁殖・興行・闘争・狩猟等を目的に飼育している場合は、加入不可となります。
また、現在は愛がん用で飼育していても、過去に繁殖を目的に飼育されていた犬や猫は加入できないこともあります。
1-3.既往歴
特定の病気に罹患した履歴があるかが加入条件になっていることもあります。
具体的に、どのような病気が該当するかはペット保険によって異なりますが、以下のような病気が例として挙げられます。
- ・悪性腫瘍(ガン)※
- ・肝不全・肝硬変
- ・水頭症
- ・心疾患(弁膜症・不整脈・雑音・先天性心奇形など)
- ・白内障
- ・歯周病
- ・椎間板ヘルニア
- ・膝蓋骨脱臼(パテラ)
- ・糖尿病
- ※完治後は加入制限の対象となることがあります。
1-4.直近のケガや病気
直近のケガや病気の履歴について加入条件になっていることもあります。
具体的には、過去1年以内にケガや病気と診断されて診察・治療・検査を受けた等が例として挙げられます。
もし、直近のケガや病気の履歴についてわからない・忘れてしまっている場合は、動物病院に確認するようにしましょう。
2.加入条件を満たせない…、そんなときはどうすればいいか解説!
では、加入条件を満たせない場合は、どうすればいいのでしょうか。
加入条件はペット保険によって異なるため、まずは別のペット保険を検討してみてはいかがでしょうか。
そのペット保険で満たせなくても、別のペット保険なら満たせることもあります。
ただし、一定期間内の診察・治療・検査履歴が理由で加入できない場合は、期間が経過するまでペット保険への加入を延期することも可能です。
ペット保険の加入条件にあわせて、対応を変えていきましょう。
3.接種しないと入れない?ペット保険加入時にワクチンが必要か解説!
ペット保険に加入するときに、よくある疑問として「ワクチンを接種していないとペット保険に加入できないのではないか?」というものがあります。
この疑問について、予防薬の投与や健康診断とあわせて、それぞれ解説していきます。
3-1.ワクチン接種(予防接種)
ペット保険の加入にあたって、狂犬病ワクチンや混合ワクチン等のワクチンを接種していなくても問題ない場合が多いです。
ワクチン未接種でもペット保険への加入は可能です。
※ワクチン以外の理由で加入できないことはあります。
ただし、狂犬病のワクチンは法律で接種が定められています。
また、ワクチンを接種していない状態で予防可能な伝染性疾患が発生した場合は補償の対象外となります。
何より、大事なペットに辛い思いをさせてしまうので、ワクチンの接種自体が不要ということではありません。
あくまで、ペット保険に加入するに当たって必要ではないだけで、ワクチンの接種自体は必要なものになります。
3-2.予防薬の投与
ペット保険の加入にあたって、フィラリアやノミ・ダニ等の予防薬を投与していなくても問題ない場合が多いです。
ただし、動物病院で実施される適切なプロセスによる予防薬の投与をしなかったために罹患した一部の病気の治療費については、補償の対象外となることもあります。
あくまで、ペット保険に加入するに当たって必要ではないだけで、予防薬の投与自体は必要なものになります。
3-3.健康診断
健康診断について、ペット保険の加入にあたって、診断を受けていなくても問題ない場合が多いです。
何か事情がない限り、保険会社から診断結果の提出を求められることもないので、健康診断については受けていなくてもよい場合が多いです。
ただし、ペットの健康のために定期的に健康診断を受けることをおすすめします。
4.【疑問】加入条件や審査なしのペット保険はあるのか?
加入条件があると聞くと、中には、
「加入条件に引っかかってペット保険に入れない…、加入条件がないペット保険ってないのかな?」
と思う人もいるかもしれません。
では、実際に加入条件や新規加入時の審査がないペット保険はあるのでしょうか。
結論から説明すると、そのようなペット保険はないと思った方がいいでしょう。
残念に思うかもしれませんが、加入条件を満たした上で加入できるのがペット保険です。
なお、ペット保険の審査については、以下の記事で詳しく解説しています。
加入条件を満たせなかったり、審査に落ちた場合の対応方法についても記載しているので、あわせて読んでみてください。
5.要チェック!ペット保険加入時の3つの注意点
ペット保険は病院で発生した治療費用を補償してくれる保険ですが、加入にあたって注意点もあります。
では、どのような点に注意すればいいのか。
具体的には、以下のような項目が挙げられます。
- ・補償の対象外の診療は、保険金が支払われない
- ・保険金の支払実績によって保険料が高くなることがある
- ・ほとんどの場合で掛け捨て型のため、保険料の払い戻しがない
上記の注意点に関する具体的な解説は、以下の記事に記載しています。
ペット保険に加入してから「こんなはずじゃなかった…」とならないように、チェックしてみてください。
6.ペット保険への加入を検討するときは加入条件も確認しよう!
ペット保険には新規加入時に加入条件(告知事項や審査)が設定されており、条件をクリアしないとペット保険へは加入できません。
しかし、具体的な告知事項や審査内容はペット保険によって変わり、あるペット保険では加入できなかったけど、他のペット保険では加入できたということも起こり得ます。
ペット保険への加入を検討するときは、加入条件についても確認しておくようにしましょう。
なお、エイチ・エス損保のペット保険では、以下の項目の加入条件が設定されています。
(告知事項以外にも加入条件がありますので、詳細は契約サイトでご確認ください)
- ・年齢
- ・ペットの飼育目的
- ・既往症
- ・1年以内のケガ・疾病による診療・治療・検査履歴
加入条件をクリアしていればWeb上で簡単に加入できるので、ペット保険をお探しの場合は、ぜひご検討ください。
⇒エイチ・エス損保のペット保険の詳細を確認する。