どうやって請求する?ペット保険の保険金請求方法を5ステップで解説!
「ペット保険って保険金を請求するとき、どうやったらいいんだろう?」
「窓口精算と後日精算って、どっちの方がいいのかな?」
今回は、ペット保険における保険金の請求方法について解説します。
具体的には、
- ・ペット保険の保険金請求は2種類ある!
- ・【表で解説】窓口精算と後日精算のメリット・デメリットとは
- ・必要な書類は何?後日精算の請求方法を5ステップで解説!
などを解説します。
ペット保険の保険金請求方法には、窓口精算と後日精算がありますが、どちらも一長一短があります。
ニーズに合わせて選択することをおすすめします。
窓口精算と後日精算のメリットとデメリットについても解説するので参考にしてみてください。
また、後日精算の保険金請求方法についても5ステップで解説するので、こちらについてもチェックしてみてください。
目次
1.ペット保険の保険金請求方法は2種類ある!
ペット保険では、保険金を請求するときに2つの方法があります。
- ・窓口精算
- ・後日精算(直接請求、事後精算)
続いて、それぞれどのような請求方法なのか解説していきます。
1-1.窓口精算
窓口精算は、健康保険と同じで、動物病院で治療費用の支払いをするときに、保険証等を提示することで、保険金の金額があらかじめ差し引かれる精算方法です。
後から保険会社に保険金を請求する必要がないので利便性が高い請求方法となっています。
ただし、窓口精算に対応しているペット保険は数が少ない傾向があります。
また、ペット保険だけではなく、動物病院も窓口精算に対応している必要があり、場合によっては、動物病院が対応していないから窓口精算が使えない、ということも発生します。
1-2.後日精算(直接請求、事後精算)
後日精算は、動物病院で治療費用を全額支払った後に、保険会社に保険金を請求する精算方法です。
ペット保険もしくは動物病院が窓口精算に対応していない場合に、使用する精算方法になります。
後から保険会社に保険金請求をする必要があるので、窓口精算と比較して手間がかかりますが、今はWeb上やアプリ等オンラインで簡単に請求できるようになっています。
※多くのペット保険で書面による保険金請求も可能となっています。
2.【表で解説】窓口精算と後日精算のメリット・デメリットとは
では、窓口精算と後日精算はそれぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ここで、各内容について表にまとめて解説します。
窓口精算と後日精算のどちらのペット保険にするか検討するときの参考にしてみてください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
窓口精算 |
・保険金請求をする必要がない。 ・一時的にでも治療費用の全額を支払う必要がない。 |
・窓口精算に対応しているペット保険が少ない。 ・窓口精算に対応していない動物病院がある。 ・クレジットカード等のポイント数が少なくなる。 |
後日精算 |
・多くのペット保険で採用されている。 ・クレジットカードやキャッシュレス決済での支払いが可能な場合、窓口精算に比べ窓口での支払金額が多くなり、その分のポイントを多く獲得できる。 |
・後日、保険金請求をする必要がある。 ・一時的に治療費用の全額を支払う必要がある。 |
3.必要な書類は何?後日精算の請求方法を解説!
ここからは、後日精算の場合の保険金の請求方法について、5つのステップに分けて解説していきます。
実際に保険金を請求するときにどのように請求すればいいか、チェックしてみてください。
※ここでは一般的な請求方法を記載しており、ペット保険によっては請求方法が異なる可能性があります。
なお、エイチ・エス損保のペット保険の保険金の請求方法については、以下のページで解説しています。
請求方法について確認したい場合は参考にしてみてください。
⇒エイチ・エス損保のペット保険の請求方法を確認する。
3-1.ステップ1:動物病院で治療費を支払う
まずは、治療を受けた動物病院で治療費用を支払いましょう。
窓口精算の場合は、ここで保険金の金額が引かれた治療費用を支払えばOKですが、後日精算は一度、全額支払う必要があります。
3-2.ステップ2:請求に必要な書類を用意する
次に、保険金請求のために必要な書類を用意しましょう。
保険金を請求するときは、治療費用を支払った証明となる書類が必要となります。
具体的には、「診療明細書」を用意すれば問題ないことが多いですが、以下の項目について記載されている必要があります。
- ・飼い主名
- ・ペットの名前
- ・診療日
- ・診療内訳
- ・診療費合計金額
- ・動物病院名
- ・処置内容
- ・薬剤名(成分名)
- ※ペット保険によって、記載が必要な項目が異なることがあります。
なお、診療明細書については、治療費用を支払うときに一緒にもらえることが多くなっています。
3-3.ステップ3:保険会社に保険金を請求する
書類の準備ができたら、次は保険会社に保険金の請求を行います。
保険会社ごとに指定の請求方法やフォーマットがあるので、それに従って必要な書類の画像や書類自体を保険会社に提出します。
3-4.ステップ4:(場合によっては)追加の書類提出
書類を提出したら、後は保険金の支払処理が行われるのを待っていればOKですが、場合によっては保険会社から追加で書類の提出を求められることがあります。
その場合、どのような書類を準備すればいいか保険会社から指示があるので、動物病院等で発行してもらい、保険会社に提出しましょう。
3-5.ステップ5:保険金が支払われる
請求内容を保険会社が確認して、内容に問題がなければ保険金が支払われます。
なお、場合によっては全ての治療費用が補償対象とならず、支払った治療費用の一部のみを補償対象として保険金が算出されることがあります。
<例>
補償割合が70%、免責金額なしのペット保険に加入していて、動物病院で治療費用10,000円を支払った。
しかし、治療内容の一部が補償対象外で、その分の治療費用が3,000円(処方食・フィラリア予防薬等)だった場合。
(
10,000円
−
3,000円
)×
支払内容に疑問がある場合は、保険会社に連絡して確認するといいでしょう。
4.申請期限はいつまで?ペット保険の保険金はいつまでに請求すればいいのか
後日精算の場合、保険会社に保険金請求をする必要がありますが、治療費用が発生してからいつまでに請求すればいいのでしょうか。
具体的な日数はペット保険によって変わりますが、中には治療費用の支払いが発生してから30日以内と明記しているペット保険もあります。
いずれにせよ、書類の紛失や請求忘れによる請求期限切れ等を防ぐため、治療費用が発生してから早めの請求をおすすめします。
5.保険金は請求してから何日後に支払われるのか
後日精算の場合、保険金を請求してから保険金が支払われますが、具体的に請求してから何日後に支払われるのでしょうか。
保険金が支払われるまでの期限については、治療内容によっても変わりますが、電子データや書類が保険会社に到着してから30日以内の支払いが目処となっているペット保険もあります。
ただし、追加の確認や書類の不備がある場合、支払いが遅れる可能性もあります。
あまりに支払いが遅い場合には、保険会社に連絡をして確認するといいでしょう。
6.窓口精算と後日精算の違いを理解して選ぼう
ペット保険には窓口精算と後日精算があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
一見、窓口精算の方が良いように見えるかもしれませんが、どちらがいいかはペット保険に何を求めるかによって変わります。
たとえば、以下のように重要視する項目によって、請求方法を決めるといいでしょう。
- ・利便性重視⇒窓口精算
- ・ポイントの獲得量重視⇒後日精算
大事なのは、それぞれの違いを理解した上で自分とペットにあったペット保険を選ぶことなので、しっかりと検討をして結論を出すことをおすすめします。
なお、エイチ・エス損保のペット保険では、後日精算のペット保険をご用意しています。
犬、猫問わず0~2歳の保険料がリーズナブルとなっており、Webやアプリから簡単に保険金を請求できるようになっているので、後日精算のペット保険を考えている場合は、ご検討ください。
※書面での保険金請求も可能です。
⇒エイチ・エス損保のペット保険の詳細を確認する。