【重要】ペット保険の乗り換え時の7つの注意点や5つの見直しポイントを解説!
「ペット保険をうまく乗り換えて、もっと保険料を安くできないかな?」
「ペット保険の乗り換えってどうしたら失敗しないんだろう?」
今回はペット保険の乗り換えについて解説します。
具体的には、
- ・何をすればいい?ペット保険の乗り換え方法を解説!
- ・確認必須!ペット保険を乗り換えるときの7つの注意点
- ・ペット保険の乗り換えで改善できる5つの見直しポイントとは?
などを解説してきます。
ペット保険を乗り換えるときに大事なのは、現在の不満要素を明確にした上で、乗り換え先を検討することです。
その上で注意すべき点に気を付けながら乗り換えることで、うまく乗り換えができるでしょう。
ペット保険をうまく乗り換えることで、保険料を抑えたり、より適切な補償内容にできます。
いざというときに必要になる保険だからこそ、ピッタリの保険に加入しているか定期的に見直しをして、必要であれば乗り換えていきましょう。
目次
1.何をすればいい?ペット保険の乗り換え方法を解説!
ペット保険を乗り換えるときは、乗り換え先のペット保険の選定や加入手続き、加入中のペット保険の解約等、いくつか対応すべきことがあります。
しかし、乗り換えをしたことがないと、何をどの順番で対応すればいいかわからないこともあると思います。
そこで、ペット保険の乗り換え方法を解説します。
乗り換え時の参考にしてみてください。
具体的には、以下の流れでスムーズな乗り換えが可能です。
- ステップ1.加入中のペット保険の不満要素を洗い出す
- ステップ2.不満要素を解消できるペット保険を探す
- ステップ3.加入中のペット保険の良い点が、乗り換え先で失われていないかチェックする
- ステップ4.申し込み手続きをする
- ステップ5.免責期間などを考慮して、適切なタイミングで加入していたペット保険を解約する
上記の乗り換え方法については、以下の記事でより詳細に解説しています。
実際に、乗り換える前に手順をしっかり確認しておきたい場合は、あわせてチェックしてみてください。
2.いつが適切?ペット保険の乗り換えを検討するタイミングとは?
加入しているペット保険に不満がある場合、人によっては別のペット保険への乗り換えを検討することもあるでしょう。
しかし、過去に乗り換えたことがないと、どのタイミングで乗り換えを検討すればいいかわからないこともあると思います。
実際、この記事の読者様もそのようなことを考えて、この記事に辿り着いたのではないでしょうか。
そこで、ペット保険の乗り換えを検討するいいタイミングを3つ紹介します。
- ・ペット保険の契約更新をする前
- ・ペットが誕生日を迎えるとき
- ・経済状況が変化する前
上記3つが乗り換えを検討するおすすめのタイミングです。
なぜ、上記のタイミングで乗り換えを検討するのがいいのかについては、以下の記事で解説しています。
適切なタイミングで乗り換えを検討するための参考にしてみてください。
3.確認必須!ペット保険を乗り換えるときの7つの注意点
ペット保険を乗り換えるときは、いくつか注意すべき点があります。
この注意点を見落としたまま乗り換え手続きを進めると、余計な出費が発生したり、スムーズな乗り換えができなくなることがあります。
具体的には、以下の7つのことに注意しましょう。
- ・二重加入による余分な保険料の支払い
- ・一時的な無保険状態
- ・持病による加入制限
- ・新規加入時の年齢制限
- ・治療中のケガや病気の補償可否
- ・終身契約の可否
- ・免責金額
各注意点については、以下の記事でより具体的に解説しています。
トラブルなくスムーズに乗り換えを進めるために、あわせてチェックしてみてください。
4.ペット保険の乗り換えで改善できる5つの見直しポイントとは?
ペット保険を乗り換えるときには、いくつか見直しができるポイントがあります。
それらのポイントについて、加入中のペット保険と比較することで、現在の不満要素を解消できるでしょう。
そこで、ペット保険の乗り換えによって改善できる代表的な見直しポイントを5つ解説します。
各ポイントについてしっかりと吟味して、適切な乗り換えをできるようにしていきましょう。
4-1.保険料
保険料は、ペット保険の乗り換えによって見直しができます。
一般的には、保険料は補償内容が充実するほど高くなる傾向にあるので、必要な補償内容や付帯しているサポートサービス等も考慮して、見直すといいでしょう。
また、補償内容だけではなく、ペットの年齢や保険料の支払方法によっても変わってきます。
さまざまな要素によって保険料が変化するので、色々なペット保険をチェックするといいでしょう。
4-2.補償内容
補償内容についても、ペット保険の乗り換え時に見直しができます。
具体的には、以下のような観点で検討中の保険を確認しましょう。
- ・通院、入院、手術がどの程度カバーされるか
- ・保険金額はいくらに設定されているか
- ・補償割合はどのくらいか
- ・支払回数や1回あたりの支払限度額の制限はあるか
- ・特約は付帯できるのか
また、ペット保険や加入するプランによっては、免責金額が設けられていることがあります。
免責金額とは、動物病院で発生した治療費用において、ペット保険の契約者が自己負担する金額のことです。
免責金額がある場合、発生した費用から免責金額を差し引いた金額を元に支払保険金が算出されます。
免責金額については、以下の記事で詳しく解説しています。
免責金額の有無は、治療費用が発生したときの実際に受け取れる保険金が変わってくる重要な要素なので、あまり理解できていない場合はチェックしてみてください。
4-3.後日精算か窓口精算か
ペット保険において保険金の支払方法は、以下の2つに分類されます。
後日精算 | 病院の窓口で一旦、治療費用を全額支払って、後日、保険会社に保険金を請求する精算方法。 多くのペット保険がこの精算方法を採用している。 |
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窓口精算 | 窓口精算は、病院の窓口で治療費用を支払うときに、保険金を差し引いた金額のみを支払う精算方法。 後日精算と異なり、後から保険会社に保険金の請求をする必要がない。 しかし、採用しているペット保険が少なく、かつ動物病院によっては窓口精算に対応していないこともある。 |
後日精算、窓口精算についても、見直しのポイントです。
4-4.保険金の1回あたりの支払金額の制限や保険金の支払回数の制限
ペット保険によっては、保険金の支払について、以下のような条件が設定されていることがあります。
- ・保険金の1回あたりの支払金額に制限がある
- ・保険金の支払回数に制限がある
このような条件があると、保険金が支払われない、または不足し、自己負担が発生する可能性があります。
ペット保険を乗り換えるときは、こういった1回あたりの支払金額の制限や保険金の支払回数の制限についても考慮するといいでしょう。
4-5.保険金の請求方法
保険金請求方法が後日精算の場合、請求方法についても乗り換え時に確認するといいでしょう。
保険金の請求方法については、主に3つあります。
- ・Web上で手続き
- ・アプリ上で手続き
- ・紙を使った手続き
Webやアプリを使った手続きについては、書類を作成したり、郵送する手間がないので便利です。
一方で、スマートフォンやパソコンに慣れていないと、手間取ることもあるでしょう。
希望の請求方法がある場合は、乗り換え先のペット保険が対応しているか確認しておくことをおすすめします。
5.ペット保険の乗り換えにおけるメリット・デメリット
ペット保険の乗り換えには一定のメリットがありますが、一方でデメリットもあります。
上手にペット保険を乗り換えることで、保険料を抑えたり、補償内容を充実させられますが、良いことだけではないので、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、乗り換えるようにしましょう。
ここで、ペット保険の乗り換えについてメリットとデメリットをそれぞれ解説するので参考にしてみてください。
5-1.ペット保険乗り換えのメリット
まずはメリットです。
ペット保険の乗り換えには、以下のようなメリットがあります。
- ・保険料を抑えられる可能性がある
- ・今のペットに合った補償が付帯された保険を選べる
- ・保険金の請求が簡単になる可能性がある
5-1-1.保険料を抑えられる可能性がある
ペット保険を乗り換えることで、保険料を抑えられる可能性があります。
ペット保険の多くは、以下のような理由で保険料が高くなります。
- ・ペットの年齢
- ・過去の保険金の請求履歴
このような理由で保険料が高いと感じてきたときに、ペット保険や加入するプランを見直すことで、結果的に保険料を抑えられる可能性があります。
(ただし、保険料を下げることだけを目的にしてペット保険や補償内容を変更すると、保険金が不足して、自己負担が発生する可能性があるので要注意です。)
5-1-2.今のペットに合った補償が付帯された保険を選べる
今のペットに合わせた補償が付帯されたペット保険を選べるのもメリットです。
たとえば、当初の想定よりも動物病院に行くことが多く、支払保険金が保険金額に到達してしまう、もしくは到達しそうで不安、といった場合は、より保険金額が高額なペット保険に乗り換えることで、不安を解消できる場合があります。
または、思っていたよりも動物病院を使用する機会が少なかったという場合は、補償内容が控えめなペット保険に乗り換えることで、保険料を抑えられることもあるでしょう。
ペット保険では、加入したときと現在で状況が変わり、合わないペット保険になってしまっているということも起こり得ます。
また、過去1年間はほとんど病院に通っていないが、今後は病院に通うことが多くなる等、状況がガラッと変わるリスクも考えられます。
そういったときにペット保険の乗り換えは一定の効果を発揮するでしょう。
5-1-3.保険金の請求が簡単になる可能性がある
ペット保険を乗り換えることで、保険金の請求が簡単になる可能性があります。
たとえば、これまでのペット保険では後日精算で、毎回書類を作成して保険会社に保険金を請求していたところ、窓口精算に変えて、その手間がなくなった等が挙げられます。
また、窓口精算でなくても、Web上で簡単に保険金が請求できるペット保険に乗り換えて、これまでよりも簡単に保険金の請求ができるようになる、ということもあり得ます。
このように、保険金の請求が簡単になる可能性があるのも、ペット保険を乗り換えるメリットと言えるでしょう。
5-2.ペット保険乗り換えのデメリット
次にデメリットです。
ペット保険の乗り換えには、以下のようなデメリットがあります
- ・加入できない可能性がある
- ・長い目で見たときに保険料が高くなる可能性がある
- ・今より補償内容や条件が悪くなる可能性がある
5-2-1.加入できない可能性がある
ペット保険によっては、加入できないことがあります。
具体的には、以下のようなケースが考えられます。
- ・ペットの年齢が年齢制限を超えている
- ・特定のケガや病気の既往歴がある
- ・特定期間内(1年以内など)にケガや病気と診断されたり、診察・治療・検査を受けたことがある
- ※上記はあくまで一例となり、加入不可となる条件はペット保険によって異なります。
このように保険会社が定める条件をクリアできない場合、ペット保険に加入できないことがあります。
5-2-2.長い目で見たときに保険料が高くなる可能性がある
ペット保険は、主にペットの年齢に応じて保険料が高くなっていきますが、上がり幅はペット保険によってさまざまです。
- ・若い頃は安いけど、年齢を重ねると急激に保険料が高くなる
- ・若い頃からそれなりに高いけど、年齢を重ねても緩やかにしか保険料が上がらない
今は保険料を抑えられても、長い目で見たときに保険料が高くなる可能性もあります。
そうなると、ペットの一生にかかるペット保険の保険料にも大きな差が出ることも考えられます。
年齢に応じて異なる上がり幅で保険料が高くなることを考えると、「ペット保険を乗り換える=ずっと保険料が抑えられる」とならない可能性もあるので、長期的な目線も含めて乗り換えを検討するといいでしょう。
5-2-3.今より補償内容や条件が悪くなる可能性がある
乗り換え先のペット保険によっては、加入中よりも補償内容や条件が悪くなる可能性があります。
たとえば、以下のようなケースが考えられます。
- ・保険料を抑えた代わりに、保険金額や補償割合が下がる
- ・免責金額が高額で、補償の対象外となる治療費用が多くなる
- ・加入中のペット保険にはあったサポートサービスが、乗り換え後のペット保険では使えない
- ※あくまで一例で、他にも条件が悪くなるパターンはあります。
このように加入中よりも条件が悪くなることになります。
どのペット保険も一長一短があります。
ペット保険を乗り換えることで補償内容や条件が全て良くなるわけではないので、加入中に色々な角度からしっかりと吟味するようにしましょう。
6.ペット保険の乗り換えに適している場合と適していない場合
ペット保険には乗り換えに適している場合と適していない場合があります。
ここで、それぞれの場合について解説するので、ペット保険を乗り換えるかどうか判断するときの参考にしてみてください。
6-1.ペット保険の乗り換えに適している場合
まずはペット保険の乗り換えに適している場合について解説します。
具体的には、以下の3つに当てはまるときはペット保険の乗り換えがおすすめです。
- ・保険料が負担になっている
- ・補償内容に不満がある
- ・保険金の請求方法が手間に感じている
6-1-1.保険料が負担になっている
ペット保険の保険料は、ペットの加齢と共に高くなっていくのが一般的です。
(その他に保険金の請求履歴等で高くなることもあります)
ペット保険は万が一のときに役に立つ保険ではありますが、その保険料が経済的な負担になっていては本末転倒です。
また、保険料はそんなに変わっていないけど、経済状況が加入時と代わり、相対的に保険料が負担になることもあります。
このように、何かしらの理由で保険料が負担に感じているときは、ペット保険の乗り換えを検討するといいでしょう。
6-1-2.補償内容に不満がある
補償内容に不満があるときも乗り換えを検討するといいでしょう。
一例としては、以下のような状況が該当します。
- ・通院・入院・手術の一部しかカバーされない
- ・保険金額が不足している
- ・補償してほしい治療費用が補償の対象外となっている
このように補償内容に不満がある場合は、ペット保険の乗り換えをおすすめします。
6-1-3.保険金の請求方法が手間に感じている
動物病院で治療費用が発生したときは、多くの場合で、後から保険会社に保険金の請求を行う必要があります。
しかし、場合によってはその請求方法が手間だと感じることもあると思います。
そういった場合は、Webで保険金の請求ができるペット保険や、窓口精算に対応しているペット保険への乗り換えをおすすめします。
6-2.ペット保険の乗り換えに適していない場合
次にペット保険の乗り換えに適していない場合について解説します。
具体的には、以下の3つに当てはまるときはペット保険の乗り換えはおすすめしません。
- ・治療中のケガや病気がある
- ・告知事項に抵触する既往歴がある
- ・ペットが高齢になっている
6-2-1.治療中のケガや病気がある
治療中のケガや病気がある場合、乗り換え先のペット保険で加入できない可能性があります。
そのため、治療中のケガや病気がある場合は、まずは完治させて、しばらく期間を空けてから乗り換えることをおすすめします。
6-2-2.告知事項に抵触する既往歴がある
乗り換え先のペット保険の告知事項に抵触する既往歴がある場合も、乗り換えはおすすめできません。
一般的に、ペット保険には、申し込み時に告知事項として過去の既往歴を告知する必要があり、その中で特定のケガや病気の既往歴があると、その時点で加入できなくなることがあります。
また、そういった既往歴がある状態でも加入できるペット保険の場合、現時点で加入しているペット保険よりも補償内容や条件が悪くなる可能性があります。
無理に乗り換え先を探すのではなく、状況に合わせて乗り換えをしない選択も視野に入れることをおすすめします。
6-2-3.ペットが高齢になっている
多くのペット保険には、申し込み時に年齢制限を設けており、一定の年齢以上のペットは加入できないようになっています。
そのため、ペットが高齢だと加入したくても年齢制限で加入できない、ということが起こり得ます。
その場合、乗り換え先がかなり絞られてしまうので、無理に乗り換えるのではなく、加入中のペット保険を継続してみるのもいいでしょう。
7.ペット保険の乗り換えに関するよくある質問にプロが回答!
ここからはペット保険の乗り換えに関するよくある質問について回答します。
ペット保険の乗り換えを検討している場合は、参考にしてみてください。
7-1.解約したら返戻金はあるの?
ペット保険はほとんどの場合で掛け捨て型となっています。
(なので、満期返戻金として、保険料が返戻されることもありません)
ただし、解約理由や解約のタイミング、保険料の払込方法によっては、解約時に既経過分以外の保険料が返戻される可能性があります。
保険料の返戻については、各ペット保険の約款によって定められているので、申し込み手続きを始める前に確認することをおすすめします。
7-2.利用する動物病院を変えたらペット保険も変えないといけないの?
引っ越し等で利用する動物病院が変わった場合、ペット保険を変える必要はありません。
一般的に、ペット保険は、国内の動物病院においてかかった治療費用を補償の対象としているため、利用する動物病院が変わっても問題ありません。
ただし、今まで窓口精算をされていた場合、変更された動物病院によっては窓口精算ができないところもあるので、変更後の動物病院でも窓口精算が使えるかどうかの確認は必要になります。
8.状況に応じてピッタリなペット保険は変わる
ペット保険は、動物病院にかかったペットの治療費用を補償しますが、その内容はペット保険によって異なります。
ペットの健康状態や経済状況によって、都度最適なペット保険は変わるので、定期的に見直して今のペットにピッタリのペット保険を選んでいきましょう。
エイチ・エス損保のペット保険では、さまざまな状況に対応できる以下の3つのプランをご用意しています。
- ・70%補償(免責金額なし)プラン
- ・50%補償(免責金額なし)プラン
- ・70%補償(免責金額あり)プラン※
- ※免責金額は1万円となります。
乗り換え時の申し込みも、ネットで簡単に手続きができるので、ペット保険の乗り換えを考えている場合は、ぜひご検討ください。