ペット保険を解約するならどのタイミングがいい?解約返戻金についても解説!
「今入ってるペット保険はもう解約したいけど、どのタイミングで解約するのがいいのかな?」
「ペット保険を解約しようか考えてるけど、本当に今って解約していいタイミングなのかな?」
今回はペット保険を解約するタイミングについて解説します。
具体的には、
- ・【結論】ペット保険を解約するならどのタイミングがいいのか?
- ・何が必要?解約時に必要な手続きについて解説
- ・ペット保険の解約時に保険料の解約返戻金はある?
などを解説します。
ペット保険の解約については、いくつか解約に適したタイミングがあります。
たとえば、ケガや病気の治療中にペット保険を解約してしまうと、当然その後の補償は受けられません。
このような場合は、ケガや病気が完治してから解約するといいでしょう。
今回の記事では、上記のような解約タイミングや解約時の解約返戻金について解説するので参考にしてみてください。
また、実際に解約するタイミングは慎重に考えることをおすすめします。
目次
1.【結論】ペット保険を解約するならどのタイミングがいいのか?
ペット保険の解約については、いくつかの適したタイミングがあります。
もちろん、ペット保険によっては解約しようと思ったときにすぐに解約することも可能ですが、解約すると、たとえ治療中のケガや病気があっても補償が受けられなくなります。
そのため解約のタイミングについては、保険料や補償内容など、経済状況やペットの状況に応じて判断することをおすすめします。
では、どのようなタイミングが解約に適しているのか。
5つの観点から解説していきます。
1-1.契約満期のとき
ペット保険では多くの場合で、年単位での契約の自動更新があります。
そして、更新のときに、保険料の値上げや補償内容が見直されることもあるため、解約する1つのタイミングになるでしょう。
1-2.保険料が高いと感じたとき
ペット保険では、ペットが高齢になるにつれて、保険料が上がっていきます。
ペット保険に加入したときより保険料が上がった結果、経済的な負担が大きくなり、家計に影響が出ると感じたときは、解約や他のペット保険への乗り換えを検討するといいでしょう。
ペット保険の乗り換えについては、以下の記事で詳しく解説しています。
乗り換えについて検討している場合は、あわせてチェックしてみてください。
1-3.補償内容が不十分と感じたとき
加入しているペット保険の補償内容が不十分と感じた場合も、解約するタイミングの1つです。
たとえば、以下のような例が挙げられます。
- ・通院・入院・手術の一部しかカバーされない
- ・保険金額が不足している
- ・補償してほしい治療費用が補償の対象外となっている
上記以外にも、ペット保険の補償内容が不十分と感じたときは解約してもいいでしょう。
1-4.今の自分により合うペット保険が見つかったとき
加入中のペット保険よりも、新しく販売開始したペット保険や他社のペット保険の方が、適している場合もあります。
経済状況やペットの健康状態は時間が経つにつれて変化します。
その結果、加入したときは問題なかったけど、今はあわないペット保険になってしまっている、といったことも起こり得ます。
このようなときは、ペット保険の解約や別のペット保険への乗り換えを検討するといいでしょう。
1-5.ペットが亡くなったとき
解約とは少し異なりますが、ペットが亡くなったときは、失効手続きをする必要があります。
また、失効手続きの場合、保険会社に対してペットの死亡証明書を提出することが求められる場合があります。
早めに手続きを行い、不要な保険料の支払いが発生しないようにしましょう。
2.何が必要?解約時に必要な手続きについて解説
ペット保険を解約するときは、保険会社から送られてくる「解約書類」が必要になります。
書類に必要事項を記載した上で返送することで解約手続きが完了します。
また、ペット保険の中にはWeb上で解約手続きができるペット保険も存在します。
具体的な解約方法については、ペット保険によって異なるので、保険会社のホームページを確認したり、直接問い合わせるといいでしょう。
3.ペット保険の解約時に保険料の解約返戻金はある?
ペット保険では、解約のタイミングや保険料の払込方法によっては、解約時に未経過分の保険料が返戻される可能性があります。
(ただし、満期返戻金による保険料の返還はありません)
返戻の有無や、返戻される金額の算出方法はペット保険によって異なります。
確認したい場合は重要事項等説明書や約款をチェックするようにしましょう。
4.乗り換えるならここに注意!ペット保険の乗り換え時の7つの注意点
ペット保険を解約するときに、解約だけではなく、別のペット保険へ加入(乗り換え)することもあるかと思います。
実際、この記事を読んでいる方の中にも、解約ではなく乗り換えを検討している人もいるのではないでしょうか。
ただし、ペット保険の乗り換えには、いくつかの注意点があります。
具体的には、以下の7つが該当します。
- ・二重加入による余分な保険料の支払い
- ・一時的な無保険状態
- ・持病による加入制限
- ・新規加入時の年齢制限
- ・治療中のケガや病気の補償可否
- ・終身の可否
- ・免責金額
上記の注意点については、以下の記事で1つずつ丁寧に解説しています。
乗り換えを検討している場合は、こちらについてもあわせてチェックしてみてください。
5.ペット保険を解約すると補償が受けられなくなるので解約タイミングはしっかり見極めよう
ペット保険を解約する場合、所定の手続きを行うことで解約することができます。
しかし、解約をすると治療中のケガや病気があっても補償が受けられなくなってしまいます。
場合によっては、もう少し解約のタイミングを変えた方が良かったとなる可能性もあるでしょう。
仮に解約をする場合でも、解約するタイミングについてはしっかり見極めることをおすすめします。