当社では、2018年４月１日以降に海外へ出発されるお客様のご契約より海外旅行保険の商品改定を実施し、本日から販売を開始します。改定の背景、概要は以下のとおりです。

【改定の背景】
　近年、海外における医療費の水準の上昇や為替水準（円安）を背景に、海外旅行中のケガや病気の治療費用を補償する保険金の支払いが増加しています。これに伴い損害保険料率算出機構において、「海外旅行傷害保険参考純率」（以下、「参考純率」といいます。）および「標準約款」の改定を行いました。上記改定に伴い、当社の海外旅行保険においても改定を実施することといたしました。

【概要】
１. 保険料の改定
　保険料を平均で約3.4％※引き上げます。「参考純率」の改定率は20.1％の引き上げですが、当社では、「参考純率」の改定を踏まえたうえで当社の収支状況を加味し、約3.4％※の引き上げとしました。
　　※特約、保険期間により保険料が上がる場合、下がる場合があります。

２. 約款の改定
　約款改定の主な内容は、次のとおりです。
（１）スカイダイビング、航空機操縦、山岳登はん等の危険な運動中のケガについては免責とします。これらのケガの補償をご希望の場合には、新設特約である「運動危険等補償特約」を付帯することにより補償可能です。
（２）感染症について、従来は対象となる感染症名を列挙していましたが、この方式を改め、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律（以下「感染症法」という。）に規定する１類～４類の感染症」と変更します。なお、これによる2017年12月25日現在の対象感染症に変更はありません。

　今後とも、当社の海外旅行保険をご用命いただきますようお願い申し上げます。