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エイチ・エス損保、次世代AI-OCR「RECERQA Scan」を導入 ― 保険金支払業務の効率化とお客様利便性の向上を目指して ―

エイチ・エス損害保険株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:堤 信博、以下「エイチ・エス損保」)は、保険金支払業務の効率化およびお客様利便性の向上を目的に、株式会社リチェルカ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:梅田 祥太朗)が提供する次世代AI-OCR「RECERQA Scan(リチェルカ・スキャン)」を導入しました。 
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■導入の背景 
エイチ・エス損保では、海外旅行保険等の保険金支払業務において、事故証明書・診断書・見積書・レシートなど多様な書類の確認が必要となります。Web請求の推進によりデジタル化は進む一方で、紙ベースの運用も残存しており、入力・確認作業における工数の削減とミスの抑止が課題となっていました。 
この課題解決に向けて、AIによる高精度な文字認識と自動仕分けを可能にする「RECERQA Scan」を採用。業務効率化と品質向上を両立させる取り組みを開始しました。 
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■導入の概要と効果 
PoC(概念実証)では、「RECERQA Scan」に加え書類自動仕分け機能「AI仕分け」を用い、保険金支払業務における書類の仕分けから読み取りまでの一連のプロセスを検証。その結果、多様な書類の自動仕分け可否、活字・手書き・多言語を含む文字の読み取り精度、非定型帳票の認識精度など、実務水準の精度を確認し、本導入を決定しました。 
導入により、 
・ 入力・確認作業の工数削減 
・ 保険金支払リードタイムの短縮 
・ 入力ミスの抑止 
が期待されます。 
また今後は、AIによる内容照合や翻訳機能との連携も視野に、さらなる自動化・高度化を推進してまいります。 
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■今後の展開 
業務オペレーション改善に加え、データ活用の高度化を推進し、3つのフェーズで導入効果を拡大していく見込みです。 
フェーズ1:入力・確認工数削減 
書類の仕分け・入力・確認業務を自動化し、保険金支払のリードタイム短縮を実現。 
フェーズ2:お客様の負担軽減 
Web請求にAI-OCRを組み込み、お客様の入力負荷を軽減。請求書と確認書類の突合チェックを自動化。 
フェーズ3:データ活用による業務高度化 
領収書やレシート明細など非構造化データをデータ化し、業務分析や改善に活用。 
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■コメント 
エイチ・エス損害保険株式会社 
代表取締役社長 堤 信博 
「保険ビジネスでは、契約手続きや保険金請求など紙媒体を用いる業務が多く、正確性と効率性の両立が常に求められます。当社では、デジタル化の推進に伴い、ペーパーレス化の取り組みに加え、紙に依存した業務プロセスの見直しを継続的に行ってまいりました。 
RECERQA Scanは、読み取り精度の高さに加え、取得データの分類や後続業務との連携においても高い有用性が期待できるツールです。 
まずは保険金支払業務への導入から開始いたしますが、今後は他業務への展開も視野に入れ、業務全体の品質向上と生産性の向上に寄与する活用を図ってまいります。」 
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株式会社リチェルカ 
代表取締役CEO 梅田 祥太朗 
「このたび、弊社のRECERQA Scanをご採用いただきましたこと、心より御礼申し上げます。エイチ・エス損保様の掲げる『人々をリスクから解放して幸せにする』というミッションの実現には、日々の業務において非常にきめ細やかな対応と高い品質が求められています。その一方で、その丁寧さゆえに多大な工数や負担が生じていることも、私たちは深く理解しています。 
私たちリチェルカは、これまで“できない”とされてきた業務プロセスの課題を、テクノロジーの力で解決し、新しい標準をつくることを使命としています。今回の導入を通じて、エイチ・エス損保様の業務効率化と価値創出に貢献できるよう、全力を尽くしてまいります。」 
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【会社概要】 
会社名:エイチ・エス損害保険株式会社 
所在地:東京都中央区晴海4-7-4 CROSS DOCK HARUMI 5F-A 
代表者:代表取締役社長 堤 信博 
事業内容:損害保険業(旅行保険、ペット保険など) 
URL:https://www.hs-sonpo.co.jp/ 
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【本件に関するお問い合わせ先】 
エイチ・エス損害保険株式会社 経営企画部 
E-mail:pr@hs-sonpo.co.jp