ペット保険は本当に必要か?
「最近、ペットを飼い始めたけどペット保険は別に必要ないよね?」
「ペット保険には入った方がいいのかな?必要かどうかわからない…」
ペットを飼い始めた方の中には、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ペット保険は本当に必要かどうかについて解説します。
具体的には、
- ・ペット保険は本当に必要か?
- ・ペット保険の必要性が低いケースは?
などを解説していきます。
ペット保険は、人によって、または、状況によって必要性が変わってきます。
ご自身とペットにとってペット保険が必要か、判断の参考にしてみてください。
目次
1.ペット保険とはどんな保険なのか?
ペット保険は、ペットが動物病院を受診した際にかかる治療費用を補償するものです。
ときには入院や手術などで治療費用が高額になる場合もありますが、ペット保険に加入していれば、治療費用による経済的な負担を軽減することができます。
対象となる動物種や、補償の範囲、条件などは保険商品によって様々です。特約の追加などにより、補償内容を充実させることができる場合もあります。
詳しくは、「ペット保険とはどんな保険?」という記事にて解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。
2.ペット保険は本当に必要か?
ペット保険が必要かどうかは個々の状況によって異なってきます。
そこでペット保険が本当に必要か以下の3つの観点からチェックしていきましょう。
- ・ペットには公的な健康保険がない
- ・高額な治療費用が全額自己負担となる可能性がある
- ・急な出費に備えておきたい
このようなことが気になる場合はペット保険への加入をおすすめします。
1つずつ解説していくので、ペット保険に加入するか迷っている場合は参考にしてみてください。
2-1.ペットには公的な健康保険がない
ペットの医療には人間のような公的な健康保険がありません。
動物病院で発生した治療費用に対する補償は、民間の保険会社による保険金のみとなります。
2-2.高額な治療費用が全額自己負担となる可能性がある
ペットには公的な健康保険がないため、ペット保険に加入していない場合、発生した治療費用が全額自己負担となってしまいます。
また、動物病院は自由診療であるため、治療内容に関わらず治療費用が高額になるケースがあります。
その結果、治療費用が思わぬ経済的な負担になってしまうこともあります。
2-3.急な出費に備えておきたい
ケガや病気は多くの場合で、突発的に発生します。そのため、どのタイミングでどのくらいの治療費用が必要になるかを予測するのは困難です。
特に、入院や手術が必要となった場合には、治療費用も高額になりやすく、急な出費には備えておくことが望ましいと言えそうです。
3.ペット保険の必要性が低いケースは?
では逆に、ペット保険の必要性が低いと考えられるケースについても触れてみたいと思います。
主なケースとして十分な貯蓄や経済力があることが挙げられます。
動物病院で治療を受けると、内容によっては高額な治療費用が必要になる場合があります。しかし、飼い主さんの経済力や貯蓄の状況によっては、急な出費や、高額な治療費用が発生しても十分に対応できるケースもあります。
十分な経済力がある場合や、ペット用の積立金がある場合など、ペット保険に頼らずに対応できる状況であれば、ペット保険に加入する意義をあまり感じられないかもしれません。
4.なぜ?ペット保険を途中で解約する理由3選
1度はペット保険に加入したものの、何かしらの理由で途中でやめてしまう人もいます。
事情はそれぞれあると思いますが、ここでは、ペット保険を解約する3つの理由について解説いたします。
- 解約理由3選
- ・保険金を請求する機会が少ない
- ・保険料が家計の負担になってきた
- ・補償内容に満足できなくなってきた
では、1つずつ解説していきます。
4-1.保険金を請求する機会が少ない
ペット保険では、動物病院での治療費用が発生しない限り、保険金は支払われません。
もちろんペットがケガをしたり、病気にかからないに越したことはありません。毎日、元気に過ごすことが一番です。しかし、動物病院に行く機会があまりに少ないと、ペット保険に加入しているメリットを感じられないこともあります。
当初、想定していたよりも病院に行くことがなく、ペット保険の必要性を感じられなくなり解約するパターンもあるようです。
4-2.保険料が家計の負担になってきた
ペット保険はペットの加齢や保険金の請求によって、その後の保険料が変化することがあります。
最初は大丈夫だったけど、保険料が上がってきて家計を圧迫するようになってきた。または、保険料はあまり変わっていないけど、経済的な状況に変化があって、保険料が負担になってきた・・・というパターンも考えられます。
経済的な事情については予測が難しい部分がありますが、保険料の変化は加入前に確認することである程度予測できます。加入前に、どのような場合で保険料が変化するのか調べてから加入するようにしましょう。
4-3.補償内容に満足できなくなってきた
ペット保険の補償内容に満足できなくなってしまうケースもあります。
ペットの健康状態は加齢とともに変化していきますので、ペット保険に加入した当初は十分だと思っていた補償内容も、時間の経過とともに「不十分なのではないか?」と感じることもあるでしょう。
また、動物病院での治療費用が、ペット保険に加入した当初の想定よりも高額で、補償割合や補償金額が足りないというケースに陥ってしまうこともあるでしょう。
このように、補償内容に満足できなくなった結果、解約に至る場合もあります。
5.【まとめ】ペット保険は本当に必要か?
ペット保険の必要性が高いと考えられるケース、低いと考えられるケース、ともに解説してきました。
ペット保険の必要性は、皆さまの状況およびペットの年齢や品種などによっても異なります。経済状況にも大きく左右されると思いますが、いざというときに困らないようにペット保険への加入を検討してみてください。
また、現在は、リーズナブルなものや付帯サービスが充実しているものなど、様々なペット保険(またはプラン)が販売されています。思いがけず皆さまのご意向にマッチしたペット保険が見つかるかもしれません。
実際に加入はしなくても、どんなプランがあるのか、補償内容や保険料水準などを知っておくだけでも、ためになるのではないかと思います。
エイチ・エス損保もペット保険を取り扱っておりますので、ぜひご検討ください。