ペット保険の選び方を解説!7つのチェックポイントをご紹介します!

ペット保険の選び方を解説!7つのチェックポイントをご紹介します!

「ペット保険に加入しようと思うんだけど、どのペット保険が良いのかわからない」
「ペット保険はどれくらいの補償内容にすればいいの?」
「保険って細かい話が多くてよくわからないし、どこを見て判断すればいいんだろう…」

今回はペット保険の選び方を7つのチェックポイントと共に解説していきます。

具体的には、

  • ・【はじめに】年齢と健康状態を確認しておこう
  • ・【重要】ペット保険の選び方!7つのチェックポイント!
  • ・その他、補償内容と保険料のバランスが重要!

などを説明していきます。

ペット保険を選択する際の、参考にしてみてください。

1.【はじめに】年齢と健康状態を確認しておこう

ペット保険では、年齢や健康状態が加入条件として設定されているケースがあります。
基本的な加入条件をクリアしているかを調べるためにも、年齢や健康状態については予め確認しておきましょう。

・年齢について
ペット保険においては、年齢によって加入制限があったり、保険料が変動するケースがほとんどです。生年月日は血統書に記載またはペットショップ等で確認できますが、年齢が不明な場合は動物病院で診断してもらうことができますので、お近くの動物病院に問い合わせしてみましょう。

・健康状態について
現在の健康状態に加えて、過去の病歴(既往歴)や受診歴によっても加入できない場合があります。また、加入条件を満たしていても、過去の病歴(既往歴)や受診歴によっては保険料が高くなったり、補償範囲が狭くなったりする場合もあるようです。保険商品によって様々ですので、必ず確認しておきましょう。

2.【重要】ペット保険の選び方!7つのチェックポイント!

ペット保険は、保険料や補償内容など、さまざまな商品・プランがあります。
品種や年齢によって必要な補償内容は変化しますし、経済状況によって選択すべき商品・プランは異なると言えます。
ペット保険を選択する際に押さえておきたい7つのチェックポイントを解説していきますので、参考にしてみてください。

2-1.Point1.品種によってかかりやすい病気・ケガをチェック!

品種によっては、かかりやすい病気や発生しやすいケガがある場合があります。例えば、ミニチュア・ダックスフンドやマンチカンは椎間板ヘルニアになりやすい・・・等です。
品種によってかかりやすい病気や発生しやすいケガは異なりますので、ペット保険を選択する際には、品種を調べ、かかりやすい病気や発生しやすいケガが補償対象になっているかについても確認することをお勧めします。

2-2.Point2.補償割合をチェック!

ペット保険には「補償割合」が設定されています。
動物病院で治療費を負担した際、補償対象の治療費(※)に補償割合を乗じて算出された金額が保険金として補償される額となります。

計算式)治療費×補償割合=保険金

例えば、動物病院で治療費10,000円が発生した場合、補償割合70%(免責金額なし)のプランに加入していると、7,000円が保険金で補償され、3,000円は自己負担となります。

例)10,000円(治療費用)×70%(補償割合)=7,000円(保険金)

補償割合の高いプランを選択することで、自己負担を少なくすることができます。逆に、補償割合が低いプランでは自己負担は大きくなります。

※保険商品によっては、補償対象となる費用が異なります。
また、別途、免責金額を設定している場合もあります。

2-3.Point3.保険金の年間最大限度額をチェック!

ペット保険には、保険金の年間支払限度額(※)が設定されています。
通院・入院・手術でそれぞれ限度額が設定されているケースもあれば、通院・入院・手術に関係なく通算で限度額が設定されているケースもあります。
この年間支払限度額を超えて保険金が支払われることはありませんので、注意が必要です。

例)70%補償(免責金額なし)のプランで、保険金の年間支払限度額が70万円の場合
年間の保険金支払額が合計で68万円となっている場合、仮に10万円の治療費(7万円が補償対象額)が発生しても、2万円までしか補償されないことになります。

※同一保険期間の限度額です。更新すると年間支払限度額がリセットされる保険もあります。
また、年間支払限度額に達すると自動解約となる保険もありますので確認が必要です。

また、保険会社によって「保険金額」「支払限度額」「責任限度額」などの名称で記載されています。

2-4.Point4.保険金の1日あたりの支払限度額や回数制限をチェック!

ペット保険の場合、保険商品によって、1日あたりの保険金支払限度額が設定されていたり、保険金の支払回数に制限が設けられているケースがあります。

例えば、1日あたりの保険金支払限度額は10,000円、年間の通院回数は10回まで・・・といった形です。
Point3の「保険金の年間支払限度額」と併せてチェックしておくようにしましょう。

その反面で、1日あたりの保険金支払限度額や、保険金の支払回数に制限がない保険商品もあります。この場合は、保険金の年間支払限度額に達するまでは、制限なく利用することができます。

2-5.Point5.無理のない保険料かをチェック!

ペット保険は、ペットの年齢とともに保険料も変動していきます。また、補償割合や補償範囲などプランによって保険料に違いが出ます。
無理なく負担できる保険料になっているか、希望する補償内容と保険料のバランスをチェックしてペット保険を選択するようにしましょう。

例)補償割合が高い=保険料も高い
例えば、50%補償(免責金額なし)プランよりも70%補償(免責金額なし)プランの方が、補償割合が高い分保険料も高くなります。(※その他の条件が同一の場合)

例)補償範囲が広い=保険料も高い
例えば、入院・通院・手術の全てをカバーする保険プランは、保険料も高い傾向にあります。
その反面で「通院」が補償対象外となっている場合など、補償範囲を限定しているプランでは、保険料が低く設定されている傾向にあります。

2-6.Point6.対象の動物病院をチェック!

ペット保険の多くは、日本国内の全ての動物病院の治療費用が対象となっています。
ただし、以下の場合は除外されていることもありますので、チェックしておきましょう。

  • ・往診専門の動物病院
  • ・大学病院
  • ・高度医療センター
  • ・理学療法や行動療法など、特殊治療を行う診療施設
  • ・予防専門や介護など限定した治療を実施する診療施設

2-7.Point7.終身で契約継続できるかチェック!

保険商品によっては、終身で契約を継続ができない場合があります。
終身で契約を継続希望されている場合には、継続条件や終身での契約を継続可能か、必ずチェックしましょう。

3.補償内容と保険料のバランスが重要!

ペット保険を選ぶ際の7つのチェックポイントを解説してきました。
ペット保険は、補償内容を充実させれば、その分保険料も高くなる傾向にあります。補償内容と保険料のバランスを見極めるのが重要です。皆さまのニーズに合ったペット保険を選択する際の参考にしていただければと思います。

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