海外旅行保険は必要?保険について徹底解説!

楽しみにしていた海外旅行。しかし旅行中に思わぬ事故やトラブルに遭遇して、つらい思い出になってしまっては悲しいですよね。
そこで加入を検討したいのが「海外旅行保険」です。せっかくの海外旅行、安心して海外に行くためにもしっかりと備えておくことが重要です。
しかし「海外旅行保険って本当に必要なの?」と疑問を感じる方もいらっしゃると思います。この記事では海外旅行中のトラブル事例や、海外旅行保険の補償内容、サポートサービス等から、海外旅行保険の必要性を解説します。

海外旅行保険の必要性をトラブル事例から考える!

「海外旅行中にトラブルなんて滅多に遭わないんじゃ…」と考える方も多いと思います。しかし、2018年度の海外旅行中の事故発生率は3.22% (※1)。なんと31人に1人が何らかのトラブルに遭遇しているのです。
具体的にどのようなトラブルが起きているのか、過去の事例を見ていきましょう。
※1 エイチ・エス損保調べ(2018年4月~2019年3月)

① 「病気・ケガ」のトラブル
韓国:転倒して頭部を打ち病院を受診。 発生した費用⇒約2,940,000円
タイ:オートバイで走行中に転倒し病院を受診。 発生した費用⇒約1,232,000円
ハワイ:発熱・咳・鼻水・食欲減退の症状で病院を受診。 発生した費用⇒約1,407,000円

※事故例は2019年7月時点での情報です。(エイチ・エス損保調べ)
※その他の「病気・ケガ」事故例はこちらをご参照ください。

病気やケガで海外の医療機関を受診した場合、医療費が非常に高額となるケースが多くあります。また入院等で日本からご家族が駆け付けることになった場合、ご家族の渡航費用や宿泊費等も大きな負担となってしまいます。
海外では慣れない食事や気候、長距離の移動や時差等で体調を崩してしまう可能性が大いにあります。また、観光中に思わぬケガをしてしまう可能性もあります。海外旅行中の「病気・ケガ」には注意が必要です。

② 「盗難」のトラブル
タイ:歩行中に後ろから来たバイクにカバンをひったくられる。 発生した費用⇒約197,000円
スペイン:空港でバックを盗難される。 発生した費用⇒約300,000円
イギリス:街中でリュックから財布だけ盗難される。 発生した費用⇒約40,000円

※事故例は2019年7月時点での情報です。(エイチ・エス損保調べ)
※その他の「盗難」事故例はこちらをご参照ください。

海外では、盗難被害が多発しています。日本に比べて治安が悪い国も多く、特に観光客はターゲットにされがちです。
公共交通機関等混雑している場所でのスリや、レストラン等で目を離した隙に置き引きに遭うケースが多く見受けられます。財布等の貴重品は非常に狙われやすいので、警戒をする必要があります。

その他にも、下記のようなトラブルが起きています。
・航空会社に預けたスーツケースが破損していた
・レンタルしていたゴルフクラブを破損し、損害賠償請求を受けた
・航空会社に預けたスーツケースの到着が遅れ、衣類等を購入しなければならなくなった

海外でのトラブルは誰にでも起こりうるものです。こうした予期できないトラブルに備えるために海外旅行保険は必要といえるでしょう。

海外旅行保険の補償とは?自分に必要な補償を考えよう

海外旅行保険に加入すると、どのような補償を受けられるのでしょうか?海外旅行保険に加入すると、どのような補償を受けられるのでしょうか?
ここでは海外旅行保険の主要5つの補償内容をご紹介します。

・ 治療費用
治療費用では、海外旅行中の病気やケガによる医療費が補償されます。また医療費だけでなく、治療のために必要な通訳雇入費、入院した場合の身の回り品購入費や国際電話料等も含まれます。

・ 救援者費用
救援者費用では、救援者の渡航費や滞在費が補償されます。具体的には被保険者が海外旅行中に入院した際に、日本からご家族が現地に駆け付けた場合の渡航費や滞在費に対して、保険金が支払われます。それ以外にも行方不明時の捜索・救助費用等も補償の対象となります。

・ 携行品損害
携行品損害では、携行品が盗難・破損等で損害を受けた場合に補償されます(※2)。なお、置き忘れや紛失等の過失があった場合は補償対象外です。
※2 保険会社によって補償対象となる携行品は異なります。電子機器がオプションの場合等もありますので、詳細は各保険会社の重要事項等説明書をご確認ください。

・ 賠償責任
賠償責任では、誤って他人にケガをさせたり他人の物を壊す等で、法律上の賠償責任を負った場合に補償されます。 例えばレンタルしていたWi-Fiルーターを誤って壊してしまい賠償請求を受けた場合、賠償責任により補償を受けられます。

・ 傷害死亡・疾病死亡
傷害死亡・疾病死亡では、海外旅行中の病気やケガにより死亡した場合に補償されます。

上記以外にも航空機が遅延した場合に補償を受けられる等、海外旅行中に起きる様々なトラブルをカバーしてくれるのが海外旅行保険です。
保険会社ごとに補償内容や補償金額は様々ですので、海外旅行保険に加入するときは「どんな補償が必要か?」「どれぐらいの補償が必要か?」をしっかり考えましょう。

補償だけじゃない!海外旅行保険のサポートサービス

海外旅行保険の特徴の1つに「サポートサービス」があります。海外旅行保険に加入すると、補償以外にも様々なサポートを受けることができます。
ここではサポートサービスの一例をご紹介します。

・ キャッシュレス医療
海外旅行中の病気やケガで医療機関を受診する際に、自己負担なく治療を受けることができるサービス(※3)です。
通常、海外旅行保険で治療費用は補償されますが、一時的に負担をし、帰国後に保険金を請求することになります。しかしこのサービスを利用すれば、たとえ手持ちのお金が少なくても安心して治療を受けることができます。海外での医療費は高額になることが多いため、非常に頼れるサービスです。
※3 加入している海外旅行保険の保険会社が提携している医療機関でのみ有効です。

・ 24時間365日、日本語対応のサポートセンター
海外でトラブルに巻き込まれた場合等にサポートセンターに相談できるサービスです。24時間365日いつでも相談でき、かつ日本語で対応してくれるので非常に便利です。

[サポートセンター サービス内容(一例)]
・医療情報の提供
・医師・病院の紹介・手配
・(医師の診療を受ける際の)通訳の紹介・手配
・パスポート・クレジットカード等の盗難・紛失時の手続き案内
・保険に係る各種相談受付

各保険会社の提供サービスは異なりますので、サポート内容を確認してから海外旅行保険に加入しましょう。また、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用される方も、サポート内容を事前に確認しておきましょう。

健康保険や民間の医療保険は、海外旅行中の医療費にも適用される?

海外では医療費が非常に高額なることが多いのは、先ほどお伝えした通りです。
この高額な医療費に対して、日本の健康保険や民間の医療保険で補償を受けることは可能なのでしょうか?それぞれの補償について確認してみましょう。

・ 健康保険の場合
日本の健康保険には、「海外療養費制度」があります。
通常日本国内では、健康保険証を病院に提示することで医療費の自己負担額は1~3割となります。しかし海外では、医療費全額を自己負担することになります。そのような時に負担した医療費の一部を払い戻してもらえるのが「海外療養費制度」です。
この制度を利用すると、帰国後に加入する健保組合等に申請することで、海外で支払った医療費の一部の払い戻しを受けることができます。
ただし払い戻し額は、海外で受診した診療と同様の内容を日本で受けた場合の医療費に換算した上で自己負担額1~3割を控除した金額となります。海外での医療費が日本より大幅に高い場合は、海外療養費制度を利用したとしても実質的な自己負担額が高額になることがあるので要注意です。

実質的な支払額は80万円

海外療養費制度を利用することで70万円の払い戻しを受けることができます。しかし海外で支払った医療費は150万円ですので、実質的な自己負担額は80万円となってしまいます。

・ 民間の医療保険の場合
海外旅行中の医療費が補償されるかは、加入している保険会社ごとに異なります。国内と同様に補償される場合もありますので、加入している医療保険の補償範囲を確認してみてください。

健康保険も民間の医療保険も、海外での医療費に対して一定の補償をしてくれる可能性があります。しかし日本と医療制度が異なる海外では、これらの補償だけでは賄いきれない可能性があります。そんな時に役に立つのが海外旅行保険です。
海外旅行保険では、「キャッシュレス医療」を利用することで自己負担額なく海外の医療機関を受診することができたり、「サポートセンター」が医師・病院の紹介・手配をしてくれたり等、手厚いサービスを受けることができます。また医療費の他にも、通訳雇入費や入院に際して必要な身の回り品購入品等、様々な費用を補償してくれます。
海外旅行中の万が一の病気やケガに備えるためにも、日本の健康保険や民間の医療保険に頼るだけでなく、海外旅行保険への加入も検討してみてください。

まとめ

海外旅行中は何が起こるかわかりません。海外旅行を満喫するためにも、ぜひ海外旅行保険への加入をおすすめします。
海外旅行保険は、海外旅行中の心強い味方です。海外旅行保険でトラブルに備えて、安心した気持ちで最高の思い出を作りましょう!

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更新日:2020年06月30日
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