オーストラリア旅行での注意点とは?オーストラリアの特徴も紹介

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オーストラリア旅行での注意点とは?オーストラリアの特徴も紹介

オーストラリアは時差が少なく治安も比較的良いことから、日本人にも人気の海外渡航先です。自然が豊かで日本人も行きやすいオーストラリアを存分に楽しむために、オーストラリアの特徴や旅行中の注意点を紹介します。

オーストラリアの特徴

オーストラリア旅行が初めての方のために、旅行前に知っておきたいオーストラリアの特徴をまとめてみました。
 

主な言語は英語

オーストラリアでは多くの方が英語を使用しています。歴史的にイギリス英語の流れを汲んでおり、「オーストラリア英語」として親しまれています。英語を学べることから、日本人の留学・ワーキングホリデー先として人気を集めています。
 

面積は日本の約20倍

オーストラリアの面積は約769万㎢、日本の約20倍の大きさを誇ります(出典:外務省「オーストラリア基礎データ」)。広大なオーストラリア国内では、都市間の距離が大きく離れているため、国内であっても飛行機での移動が便利です。
 

気候は日本と正反対

オーストラリアは南半球にあり、季節は日本と正反対。日本が夏の時期はオーストラリアは冬です。逆に日本が冬の時期はオーストラリアは夏となるため、12〜2月は多くの日本人が温暖な気候を求めてオーストラリア旅行へ出発します。
 

日本との時差は少ないがフライト時間は長い

世界地図で見ると、オーストラリアは日本のほぼ真下にあり、日本との時差は最大で2時間(地域やサマータイムにより日本との時差が変わります)と比較的時差が少ない国です。海外旅行というと時差ぼけを心配する人も多いですが、オーストラリアでは時差ぼけを考えずに海外を楽しめます。しかし、日本からの飛行時間は7時間から10時間前後と欧米並みの長距離フライトとなります。
 

治安は比較的良好だが、常に警戒は必要

経済平和研究所が発表した世界平和度指数(2021年、世界163ヵ国・地域が対象)によると、オーストラリアは世界16位にランクインしています。同ランキングで日本は12位であり、世界全体を見るとオーストラリアの治安は比較的良好と考えられますが、犯罪が起きないわけではありません。
外務省も「日本と比較すると一般犯罪が非常に多く発生しており、慎重な行動が求められます※」と注意喚起しており、その一例としてスリ等を挙げています。
※外務省海外安全ホームページ「オーストラリア安全対策基礎データ」より
決して油断はせず、警戒を怠らないようにしましょう。

海外旅行で役立つ!おすすめスリ対策と対策グッズを紹介

 

オーストラリア旅行の注意点

オーストラリアの特徴をお伝えしましたが、ここではオーストラリア旅行でよく起こるトラブルを紹介していきます。特に初めてのオーストラリア旅行の人は、安心して旅行するためにも、起こりやすいトラブルを事前に確認しておきましょう。

 

物価は高い傾向にある

一昔前までオーストラリアは日本よりも物価が安く、日本人観光客がショッピングへ行きやすい国と言われていました。しかし、現在ではオーストラリアは日本よりも物価が高い傾向にあり、実際に「オーストラリアで○○を買ったら高かった!」という話を聞いたことがある方もいると思います。オーストラリア旅行に行く際は、物価を考慮して多めにお金を用意することをおすすめします。なお、全ての品物が日本と比較して高いわけではないので、安心してください。
 

気候が正反対のため体調を崩しやすい

日本と気候が違うため、現地に着いてから体調を崩してしまう人が多くいます。特にオーストラリアは朝晩と日中の寒暖差が激しいため、寒い中、上着を持参せずに観光して体調を崩す方もいます。体調を崩している時は無理をせず、ホテルなどで休養しましょう。

なお、海外での体調不良を防ぐためのポイントについては、以下の記事で解説しています。
海外旅行を目一杯楽しむためにも、ぜひ読んでみてください。

海外旅行での体調不良を防ぐには?気を付けたいポイントをご紹介

 

自然のアクティビティが豊富だが怪我には注意

オーストラリアでは自然を使ったアクティビティが豊富です。海のレジャーなら、サーフィンを始めスキューバダイビング・シュノーケリングなどもできます。海で行うアクティビティは怪我する危険もありますので、安全を心がけて楽しみましょう。
 

亜熱帯地域では伝染病も注意

オーストラリアの北部ケアンズは亜熱帯地域です。ケアンズ周辺には、日本国内でも2014年に流行したデング熱の病原菌を保有する蚊が生息しています。事前に訪れる地域の情報を確認して伝染病への注意も必要です。

また、伝染病に限らず海外旅行中に体調を崩してしまうこともあります。
そんな海外で病気になってしまったときの対処法については、以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。

海外で病気になったらこうしよう!対処法や使える保険を解説!

 

飲酒事情が日本と異なる

オーストラリアでは、日本と異なり18歳から飲酒可能です。アルコールを購入する際には身分証明書の提示が求められますので、パスポートを持参しましょう。
飲酒時の注意点としては、公共の場所での飲酒が挙げられます。地域によっては公園やビーチなど公共の場所での飲酒は禁止されていますので、十分に気を付けましょう。
 

レンタカーを運転する際は事故にも注意

オーストラリアの道路は日本と同じ左側通行です。右側通行の国と違い運転しやすく、レンタカーでオーストラリアを観光する人も少なくありません。しかし、左側通行であっても、海外での運転は慣れないこともあり、事故を起こしてしまう危険性もあります。交通事故を起こさないためにも安全運転を心がけましょう。
 

まとめ

オーストラリアの特徴と旅行中の注意点を紹介しました。トラブルを未然に防ぐためにも、この記事で紹介した起こりやすいトラブルは必ず押さえておきましょう。この記事がオーストラリア旅行の参考となりましたら大変嬉しいです。
シュガーちゃん

執筆者:「旅のほけん」編集チーム